パラサイトイヴ2
共通ルート (シャンバラ/南側)
Observatory(展望台)
- 男性の案内ボイス
- ようこそ、シャンバラへ。
- ここには、地球の代表的な自然が閉鎖空間の中に再現されております。熱帯雨林、針葉樹林、サバンナ、珊瑚礁、氷原。
各気候別に分けられた温室は、温度・湿度・動植物・土壌等、全て実物同様に再現されており、それぞれの自然に適応した新人類がコロニーを形成し、棲息しております。
- それでは先ず、サバンナゾーンをご案内します。なお、肉食種もおりますので、くれぐれもコースを外れないよう御注意ください。
- 茂み(1)
- シュロやヘゴが下から伸びてきてる。吹き抜けになってるのね。
- 茂み(2)
- 木生シダやパームツリーよ。
- 南側の窓(1)
- 南の方には砂漠のような荒涼とした景色が広がってるわ。エジプトの神殿みたいな建造物まである。
- 南側の窓(2L)
- こちらがサバンナゾーンね。
- 北側の窓(1)
- 熱帯雨林そのままのジャングルが、かなり向こうまで続いてるわ。天井が無かったら、ここが地下ってことを忘れそう…。
- 北側の窓(2L)
- こちらが熱帯雨林ゾーンね。
以下、案内機です。地獄の始まりです。文字数的な意味で。一日に数部屋しか進めません。ゲーム時間のカウントは30時間になりそうな勢いです。
- 案内機(1L)
- 解説を選んでください。
- ・はじめに
- ・ANMCの生成
- ・NMCの種類
- ・中止
- ・はじめに(1L)
- 男性の案内ボイス
- お客様方はすでにご存知でしょうが、例の事件で発生したNMCは、その多くがまったく原型をとどめぬほど、元の生物から姿を変じておりました。
我々は、ネオ・ミトコンドリアのもたらす、その催奇性と細胞を不死化させるテロメラーゼ活性に着目しました。
- 神は、先ず自ら描かれた図面を見せ、次に設計するペンを与えたまうたのです。その成果が、これからご覧いただく新しい人類、ANMC(アンミック)です。彼らは、きっと我々人類の未来に光明をもたらす福音となることでしょう。
- ・ANMCの生成(1L)
- 男性の案内ボイス
- ANMC(アンミック)の生成について、ご説明いたします。
- まず、外からコントロールできるように改良した、ネオ・ミトコンドリアの遺伝子を、ベクター・ウィルスにのせて被験者の体内に送りこみます。
ウィルスが増殖し、全身の細胞の遺伝子を組みかえたら、ネオ・ミトコンドリアに指令を出し、被験者の身体をネオテニー化します。
- ネオテニーとは幼形成熟のことで、分かりやすく言うと、大人でありながら子供の形状をしていることを指します。つまり、被験者を、成長方向が決まる前の状態にするわけです。
- そして、ネオテニー化して胎児のようになった被験者の方に、今度は自分自身の理想の未来を決めていただきます。
その際、自然環境に適応できるようにと、我々が少しだけお手伝いしますと、被験者の身体に再進化とでも呼ぶべき急げきな変化がおこり、やがて…。
人間にはない、新たな特長を獲得した人造人類、ANMCが生成されます。
- なお、実験場のANMCは生物として未だ不完全な部分を人造器官で補っておりますが、
今後、ここの集団実験で得た結果を元に改良を進め、より完ぺきな生物へと進化させて行きます。また、高すぎる知能は生存に不要なうえ、負の思考をもたらす危険性もありますので、低めにおさえております。
- 将来的には、一部の選ばれた者をのぞき、知能を恒久的に退化させることで、より集団としての社会性を高めるべく研究中です。
なお、永遠の若さと強健な肉体を得た被験者の方々からは、ご満足の声をいただいております。
- ・NMCの種類
- 男性の案内ボイス
- 実験場にて、ガラス壁に触れると解説が流れますので、ご利用ください。
- ・中止(1L)
- アヤ
- ANMCの解説をする装置よ。出資者向けみたい。
次はサバンナゾーンへ進みます。…が、先に熱帯雨林ゾーンを1つだけ。
又、日本語場所名称には「北側」「南側」を付加します。環境によっては見え難いかもしれませんが、案内ボイス部分は専用カラーを割り当てています。(要スタイルシート有効)
North Promenade(北部遊歩道(北側))
- ドア(1L)
- ロックされてる。
South Promenade(南部遊歩道(南側))
- ガラス壁A(1)
- 男性の案内ボイス
- ご説明いたします…。
- こちらのサバンナゾーンには、『サックラー』と呼ばれるANMCが棲息しております。
ネオテニー化した状態を完成型とする、まるで胎児のような姿のサックラーは、ずっと構われていたい、ずっと愛されていたい、という強い欲望をもつ被験者の方が選択する型のようです。
サックラーは、その外見同様、生態も他のANMCとは著しく異なっており、もはや遺伝的形質をぬきにすれば、別種類の生物とすべきほどです。
そのサックラーの変わった生態をご紹介しましょう。
- ガラス壁A(2)
- 男性の案内ボイス
- ボーンサックラーと呼ばれる時期、彼らは群れで徘徊し獲物を発見すると、
最初に這いよった個体が血液を急速に脳に集めて頭蓋を破裂させ、飛散した骨片で諸共に獲物を倒します。
遅れて接近した仲間は、ばらばらになったその個体と獲物の体液を吸い、糧とします。
- ガラス壁A(3)
- 男性の案内ボイス
- やがてボーンサックラーはサナギをへて、羽根のはえた成体、マインドサックラーへと変態します。
飛行できるマインドサックラーは獲物を発見すると、産卵管を突き刺して頭部に幼体を産みつけます。頭蓋内に寄生した幼体は脳を支配し、やがてボーンサックラーのいる場所へと獲物を向かわせます。
寄生していた獲物が殺されると、安全な頭蓋から出た幼体は群れに加わり、新たなボーンサックラーとなるのです。
- このような完全変態や利他的行為は、アリのような高等昆虫に見られる特徴で、群れ社会を進化させた先達が示す、人類の未来像のひとつなのかも知れません。
- なお、サックラーは皮フが弱いため、夜にしか姿を見ることはできません。ご了承ください。
- ガラス壁A(4)
- アヤ
- 荒涼とした景色…。サバンナというより砂漠ね…。
- ガラス壁A(5L)
- アヤ
- 荒涼とした景色が広がってる。
- ガラス壁B(1)
- 男性の案内ボイス
- ご説明いたします…。
- もし、ぴょんぴょん跳ねる耳の大きなANMCを見かけたら、それは『スカベンジャー』です。
彼らは小型ですが、食欲は並外れていてジャッカルのように腐肉も食べるため、森の掃除には欠かせない存在です。また、弱っている獲物だと、群れで狩りを行うこともありますが、あまりうまくはありません。
なお、夜行性なので、昼間の見学では目にすることは稀です。
- アヤ
- スカベンジャーか…。私の車を壊したやつらね。
- ガラス壁B(2L)
- アヤ
- 木々が密生してる。
Savanna zone(サバンナゾーン(南側))
- 南部遊歩道へのドア(初回のみ)
- 『展望台』
- 密林(1)
- こちらは深い熱帯雨林。向かい側は砂漠なのに、変な感じ。
- 密林(2L)
- ツル植物が密生してて、中に分け入るのは無理だわ。
- ガラス壁A or B(1)
- 男性の案内ボイス
- ご説明いたします…。
- こちらのサバンナゾーンには『チェイサー』と呼ばれるANMCが棲息しております。
樹上生活を止めた人類の祖先は、長い間サバンナで進化しました。その後も、人類がサバンナにとどまり続け、一度は使うようになっていた道具を捨て、再び四足歩行に退行した場合を仮定して生成されたANMCがチェイサーです。
広大なサバンナを高速で走るように、手は物をつかむより大地を蹴るように発達し、高い知能は組織された群れ社会を形成する方向に振り向けられました。
その結果、彼らは高度な連携プレーを誇る、比類無き狩猟者として成功したのです。
- アヤ
- トラックでシェルターに向かう途中襲ってきた、ウマのようなやつらのことね。
- ガラス壁A or B(2)
- 荒涼とした景色が広がってる。
- ガラス壁A or B(3)
- 元々はサバンナだったんだろうけど、今は砂漠に近いわ。自然の大胆なバランスを再現するのに、人間は細心の注意を必要とする。考えてみればこっけいな話…。
- ガラス壁A or B(4L)
- 乾燥した土地が広がってる。
- 穴のあいたガラス壁(1)
- 砂漠の方からガラスが割られてるわ。超硬質ガラスなのに…。
- 穴のあいたガラス壁(2)
- 群れをなして襲ってくるウマみたいなANMCは、ここが故郷なのかも知れない。
- 穴のあいたガラス壁(3)
- 乾いた風が流れ込んできてる。後ろの森も、やがては砂漠化するわね。
- 穴のあいたガラス壁(4L)
- 乾燥した風が吹きつけてくるわ。
- ドア(初回のみ)
- 『墓所』
Shrine(墓所(南側))
- 石の箱(1)
- 大きな石の箱が穴の中に入ってる。無理ね…。重すぎて動かせないわ。
- 石の箱(2L)
- 石の箱があるけど…動かすのは無理よ。
- ドア(1L)
- ロックされてる。
- 祠(1)
- 祠に象形文字が書かれてる。それぞれ横に違う色の枠で囲まれてるけど、何を意味してるのかしら…。
- 祠(2L)
- 象形文字が書かれてる。何を意味してるの…。
- 彫像(1)
- 巨大な彫像だわ。エジプトの神々のようだけど…。
- 彫像(2L)
- エジプトの神々の彫像よ。特に気になるところはないわ。
- 壁画(1)
- 古代エジプト風の壁画があるわ。下に小さく説明書きがある。
- 『貢物の献上される地』
- 「汝、三太陽神の助けを借りんと欲するなら、以下の色を心に止めよ。」
- 「赤、アメン。太陽の化身。正しき道へ汝を導かん。」
- 「黄、ハラクテ。天かける帆船。神聖なる水を汝にもたらさん。」
- 「青、ケベラ。スカラベの化身。汝を生けにえとして捧げよ。」
- 壁画(2L)
- 『貢物の献上される地』
- 「汝、三太陽神の助けを借りんと欲するなら、以下の色を心に止めよ。」
- 「赤、アメン。太陽の化身。正しき道へ汝を導かん。」
- 「青、ハラクテ。天かける帆船。神聖なる水を汝にもたらさん。」
- 「黄、ケベラ。スカラベの化身。汝を生けにえとして捧げよ。」
- 石版(初回のみ)
- マーブルの石版が15枚並んでるわ。でも、ひとつだけ石版が入ってないところがある。石版を動かして謎を解く、見学者向けの一種のアトラクションね。
- 石版の廻り(1L)
- タテ・ヨコ・ナナメに管のようなものが通ってる。それぞれ石版と同じ、赤・青・黄の色がついてるわ。
- 鉄格子(ケベラ)(1)
- 開かない!閉じこめられたわ…。
- 鉄格子(ケベラ)(2L)
- がんじょうそうな鉄格子が降りてきてる。
- 棺(ハラクテ)(1)
- 石棺が出てきて道を塞いだわ。フタが開いてる。中にはミイラが…。まさか…ね。空っぽ…。よく見ると、片隅で何か光ってる。
- 棺(ハラクテ)(2)
- (再度調べると(MP回復水Lv.2)
- 棺(ハラクテ)(3L)
- もう何も入ってないわ。
- 石版(アメン)(1L)
- 遠くから金属音が聞こえたわ…。
Power plant 1(発電所1号機(南側))
- 発電所
- なに…これ…。生きて…まさか、こいつもANMC!?動けないようだけど…。すごい数のネオ・ミトコンドリアをこいつの体内に感じる。激しく活動して…発電してる!
- (バトル開始)
- ANMC台(1)
- こいつはいわば生体発電機。ここにはられてる結界のブースターの役割を果たしてるんだ。
- ANMC台(2L)
- かわいそうだけど、こいつを始末するしかない。
- 装置(1)
- 生命維持装置みたいだけど…。
- 装置(2)
- この装置、隣のANMCに栄養を送ってる。
- 装置(3)
- これを破壊しなければ、ミトコンドリアがクリーチャーを癒してしまう。
- 装置(4L)
- こいつのミトコンドリアに養分を与えてはだめだわ。
- 装置(1L)(破壊後)
- これでANMCの補給源は断たれたわ。
- 装置(1L)(ANMC撃退後)
- 装置は完全に破壊したわ。
- ANMC台(1)(ANMC撃退後)
- ここから力を得ることはもうできないわね。
- ANMC台(2L)(ANMC撃退後)
- ここの発電機は死んだわ…。
上記のANMC台メッセージや生命維持装置(破壊前)はバトル中限定じゃないの~?
と思われるかもしれませんので一応…。一度ドアから逃げて、再度入室すれば、バトル再開前に調査することが可能です。
生命維持装置については、セキュリティを停止していないと無理ですが…。
更に、「装置(1L)(破壊後)」については、後にこの場所を訪れることでも確認出来るメッセージですので、バトル中限定としていません。
- 消火器(1)
- 消火器だわ…。特に使い道はないわね。
- 消火器(2L)
- 消火器よ。
- 金網A(1)
- 向こうからも、ネオ・ミトコンドリアの気配を感じるんだけど…。ここには扉は無いわ。
- 金網A(2L)
- 向こう側でも発電されてる…。
- 金網B(1L)
- 向こうからも振動音が聞こえるわ。
Shrine(墓所(南側))
- 祠(1L)
- この象形文字の謎は解けたわ。