病院到着~病院脱出までです。
- 男たち
- に…にぐがぁ…にぐがぎだぁぁぁあ!
- ゆきの
- な、なんだよこいつら。
- 看護婦
- な、亡くなったはずの患者さんたちが突然動き出して、助けてくれたおじいさんが…いやぁー!
- (看護婦が走り去る)
- マーク
- な!?んじゃコイツら死んでんのか?マジかよ!?
- 南条
- や、山岡?山岡!………きさまらぁ!!よくも!!
- バトル:屍鬼ゾンビナース(Lv.5)、屍鬼ゾンビさん(Lv.1)(3体)
- 南条
- 許さんぞ!貴様らぁ!!
- ゆきの
- みんな気をつけな!
- マーク
- ったってよ!死体相手にどーすりゃいいっつーんだよ!
- 主人公
- !!
- (主人公ペルソナ覚醒)
- セイメンコンゴウ
- 我は汝…汝は我…我は汝の心の海より出でし者
- 力を貸そうぞ…
- (他3名ペルソナ覚醒、敵殲滅)
- 南条
- 山岡…死んじゃだめだ…僕を置いて行ったりしないよな?な?山岡
- 山岡
- な、なんと、ぼっちゃま…そんなお顔をされては…端正なお顔が…台無しですぞ。 ぼっちゃまは立派な日本男児…男子たるものいつかは一人で立たねばならぬのです…。 山岡がお役に立てるのも…もはやここまででございます…。
- 南条
- だめだだめだだめだ!僕を置いていく事は許さん、しっかりしろ山岡!
- 山岡
- もうお別れでございますぼっちゃま…最後に一つだけ…この山岡とお約束を…。 必ずやこの日本を背負って立つ、1番の日本男児におなり下さい!ゴフッ、ゴフゴフゴフッ!
- 南条
- …ああ、ああ、なるともさ。その姿をお前に見せてやる、だからそれまで…
- 山岡
- さすがぼっちゃま…山岡はいつまでも… ぼっちゃまの 心の中に…
- 南条
- 山岡?…おい!頼むよ、返事してくれよぉ…山岡ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
- ゆきの
- 南条…。
- マーク
- そっとしといてやんな…。
- マーク
- オイ、天舞…。今のヤツらの声を聞いたか?ヤツはオレだとか言ってたぜ。
- ゆきの
- アタシも聞いた…。ひょっとしてあれがペルソナ様なんじゃないの?
- マーク
- 力を貸すってんだから、敵じゃねーのは確かみてぇだがな。 うまくすりゃこっちの言うこと聞くかもしれねぇ…。とりあえず「ペルソナ」とでも呼んどくか。
- ゆきの
- 確かにそんな感じはしたけどね…。嫌な予感がする…外に出てみよう。
- (山岡の様子を見る)
- すでに亡くなっている…。
- マーク
- アイツが泣くなんてな…。よっぽど大事だったんだなあのジイサン…。
- ゆきの
- …南条、あのじいさんの前だと子供みたいだったからね…。大事な人を守れなかった苦しみ…これ以上つらいもんはないさ。
- 南条
- 山岡…僕はどうすればいい?お前がいなくなったら僕は一人だ…。 誰も僕を誉めてくれない…。誰も…側にいてくれないんだ…。
- 医師
- クソッ、なぜ集中治療室に行けんのだ!患者がいるのに!園村君の治療をしなければ…!
- 看護婦
- 診察室ならケガの手当てをしてあげられるのに…。でも診察室がどこにあるか分からないのよ! 部屋の位置がめちゃくちゃに変わっちゃってるんだもの!
- 看護婦
- TVも映らないし電話だってかかりゃしない!何がどうなっちゃったのよー!
- マーク
- この力を使えば、こんなことの起きた原因を突き止められるはずだ!
- ゆきの
- なめたマネしがやって。ただじゃおかないよ!絶対に元に戻してみせるから!
- 南条
- 俺が…俺が、あの時ちゃんと、家に、帰らせておけば…。
- マーク
- くそう…園村はどこに行っちまったんだ…。
- 看護婦
- 窓の外に、もやみたいなものがかかってる。街を囲んでいるみたい。 まさか変な小説みたいにこの街から出られないなんて、そんなことあるはずないよね。
- 老人
- ヒロシ、久しぶりじゃのう。わしの話を聞きに来たのか? では、ためになる話をしてやろう。落ち着いてよく考えて行動しろ。 そうすればお前は必ずたどりつく…真実にな。ところで明子さん、昼飯はまだかのう?
- マーク
- ちくしょう何か手がかりがあれば!
- ゆきの
- この街の空気、変わったような気がするんだ。何だか息苦しいよ。
- 南条
- 天舞…すまんがいつものようには頭が回らなくてな。
- マーク
- ココ…園村のにおいがすんな…。園村、必ず見つけてやるかんな。
- ゆきの
- 園村も心配だけど…とりあえず街に出てみようよ。嫌な予感がするんだ。
- 南条
- …山岡。
- (壁の絵を観た)
- 麻希がコンクールで賞を取った「楽園の扉」という題の絵画だ…。見ていると麻希の切ない心が伝わってくるようだ…。
- 患者
- アタシゃ何が起こってももう覚悟はできてるけど、まだ小さい孫が心配でねェ…。 学校に行ってるはずだから、学校には何も起きてないといいねェ。
- マーク
- なあ、この力、ほかのヤツらも持ってるのか?
- ゆきの
- あんな力、気持ち悪いけど役には立ちそうだね。
- 南条
- 絶対に原因を突き止める。俺にはできないことなどないはずなんだからな!
- 医師
- 君、大丈夫かね?どれ見せてみなさい…。
- (回復)
- 私は1人でも多くの人を助けたいと思っている。君も無理はしないでくれよ。
- 看護婦
- 患者さんたちと連絡が取れないのよ…。一体どうしたらいいの? あなた何とかしてくれない?…無理よね、ごめんなさい。私混乱しちゃって…。
- マーク
- 苦しんでるヤツが園村の他にもいるのかな。
- ゆきの
- 天舞ってさ、もっとひ弱な奴かと思ったけど意外と落ち着いてるね。
- 南条
- ………ん?ああ、何だ?
- ゆきの
- 天舞!この人まだ生きてる!手を貸して!
- 南条
- 天舞!その看護婦はもう助からん!ぐずぐずしてると二の舞だぞ!
- マーク
- オイ天舞!そこまでバケモンがきてんぞ!
- (戻ろうとした)
- 廊下の奥から悪魔の雄叫びが聞こえる!
- マーク
- どうすんだ?早く決めろ!
- ゆきの
- 見捨てちゃ行けないよ!手を貸して!
- 南条
- …僕だって山岡を置いて行きたかぁない!
- 南条
- やむをえない選択だ!行くぞ!
- ・外に出ない
- 南条
- まったく…ミイラ取りがミイラになっても知らんぞ。
- (選択肢エンド)
- ・外に出る
- 南条
- 黛!稲葉!行くぞ!
- マーク
- ダメだ!来るぞ!
- (悪魔襲来、エリー到着)
- (選択肢エンド)
- 看護婦
- わ、私は…もうダメ。あなたたち…は、早く逃げて…。
- ゆきの
- 諦めないで!天舞、早く手を貸して!
- ・手を貸す
- ゆきの
- じゃあそっち持って!
- マーク
- ダメだ!来るぞ!
- (悪魔襲来、エリー到着)
- (選択肢エンド)
- ・手を貸さない
- ゆきの
- 本気!?この人まだ生きてるんだ!見捨てろって言うのかい!?
- (選択肢エンド)
何れかの選択によりエリーが到着すると以下へ続きます。ゆきのさんに手を貸す選択をしないと後半で後悔します。
- エリー
- あらごきげんよう。まぁ!ここにもDemonがいますの?
- バトル:ゾンビさん(Lv.1)(2体)
- 南条
- 桐島!下がれ!
- 桐島
- No problem!私、こう見えても剣術には少々自信がありますの。
- ゆきの
- 英理子!普通の相手じゃないんだよ!
- マーク
- ったく世間知らずのお嬢様が!
- (エリー覚醒、敵殲滅)
- エリー
- …今のはNike?Greeceの勝利の女神…あれは私…私はあれ…。
- ゆきの
- 英理子?ちょっと、大丈夫かい?
- エリー
- Nike…ChristianityのAngelの原形…。あれが私…私があれ…。
- マーク
- ダメだコイツ、イッちまってるぜ。
- ゆきの
- 英理子!しっかりしな!
- エリー(!)
- エリー
- ハッ!?ご、ごめんなさい、でももう大丈夫。私は勝利をもたらすAngel、これから貴方たちを守って差し上げますわ!
- マーク
- …アホゥ、オレたちもなんだよ。
- エリー(;)
- エリー
- そ、そうなんですの?私だけ選ばれたのではないの…。
- 南条
- 桐島、お前、蝶の夢を見ただろう?
- エリー
- 何でご存知ですの?初めてPersona様をしてからかしら、よく見てますけど…。
- 南条
- やはりな、あの夢が原因か…。
- マーク
- んなことより、オマエなにしに来たんだ?外もこんなカンジなのかよ?
- エリー
- ええ、もうDemonだらけですわ。それに街の外にも出れませんの。 あちこち見て回ったのですけど、安全なのは学校だけかしら。
- ゆきの
- 学校は安全なんだね?天舞、学校に帰ろう。
- エリー
- そうそう!その前に神社に行きましょう。Makiのお母様が怪我をして倒れてますの。
- マーク
- オイ、そういうことは早く言えよ!天舞、助けに行こうぜ。
- マーク
- 園村…ぜってぇ助けに来るかんな…。
- 南条
- お人好しな奴らだな。それにしても…ペルソナ、そしてこの異変…。話が出来すぎている…裏は何だ?
- ゆきの
- 園村のお母さんを助けて早く学校に戻ろう。
- エリー
- 神社って学校から遠くありませんものね、No problemですわ。
- エリー
- Makiのお母様の具合が心配ですわ…。早く神社に行きましょ!
- エリー
- アラヤ神社ですわよ、お忘れにならないでね!
- エリー
- …ここがMakiの病室?何か…とても寂しい所…。
- エリー
- Makiのお母様を早く助けてあげたいの…。一緒にアラヤ神社に来て!
- エリー
- Exciting…何だかわくわくしますわ!あら私ったら…失礼しましたわ。
- エリー
- そう、そんなことが…。大事な人を失うって人をこうも変えてしまう事なの…。