アラヤ神社到達前です。
- 姫野
- 麻希、うちでお茶でも飲んで行かない?うちのパティシエに作らせたお菓子が、1人分だけ余ってるの。そうしてくれたら弟たちもきっと喜ぶわ!
- 麻希
- 由子…。じゃあ、今度みんなと一緒に寄らせてもらうね。
- 姫野
- …つまんないの!
- 金田
- アンタらうちに何の用?まさか借金取りじゃないだろうねぇ!? 見ての通り、うちには金なんざないからね!当てにしてた遺跡にゃ何もお宝がなかったし。これじゃ商売上がったりさね!
- 金田カツエ (かねだ かつえ) 最近急に金持ちになって立派な家に住んでいるはずだが…
- 南条
- 商売?遺跡で商売をしているのか?
- 麻希
- 南条君ったら!金田さんは遺跡の盗掘がお仕事じゃないの!
- ブラウン
- 盗掘だぁ?んなこと日本でできっかよぉ。マキちゃん変なこと言うなぁ。
- エリー
- 盗掘って、それはお仕事とは言いませんわ。大体、今の日本でそんなことできるはずないでしょう?Makiったら変なこと言いますのね。
- アヤセ
- とうくつぅ~?そんなこと仕事にしてるヤツなんているワケないじゃーん。園村しっかりしてよー。
- 玲司
- 盗掘…?そんなことできるわけがないだろう。子供じゃあるまいし、下らねぇことを言うな。
- 麻希
- だって…みんなそう言ってるじゃない?
- マーク
- そう言やバァさんが急に金持ちになったのは、遺跡を荒らしまわったからだって、1年ぐれぇ前、噂が立ってたなー。 園村、それを真に受けたのか?…って、お前は別の園村だしなー。
- 金田
- ゴチャゴチャうるさいね!さぁ、用がないなら帰っとくれ!
- 金田
- まだいるのかい!用がないんならさっさと出て行きな!
- 南条
- 天舞、金田のバァさんは盗掘を生業にしていると園村が言っていたな。俺達の街ではそれは単なる噂に過ぎなかった。 しかし、この街ではそれが現実になっているらしい。何故噂が現実になったのだ?
- 麻希
- 噂が現実に…?…や、やだ、頭が痛い…。ねぇみんな、もう行こう!
- 店員
- いらっしゃいませ!武器をおさがしですか?
- 若者
- 前まできれいなお花畑だった所が、急に森になっちまったよ。今、緑化運動でもやってるのか?
- 街の人
- お花畑でよく女の子が遊んでいたのよ。なのに森になっちゃって、あの子どうしてるかしら。
- ?黒い服を着てたかですって?ううん、あの女の子、白い服を着た可愛い子だった。
- マーク
- 何度来ても慣れねェな。ニッコニコ笑って「武器をお探しですか?」とか言われてもよ。
- 南条
- この街では、武器は完全に対悪魔用なんだな。だから警察もいらないというわけか。
- 麻希
- 白い服の女の子って、まいちゃんのことだね。
- ブラウン
- あっりー?このコ引退したのにな。なんで表紙に出てんだろう。
- エリー
- ここに置いてある雑誌はみんな古いんですのね。1年位前に出たものばかりですわ。
- アヤセ
- やっだぁ!見てよこのモデル!こんな服着てるヤツ、もうどこにも…。あれ?この雑誌古いんだ。1年も前のじゃん!
- 玲司
- 何だこの店。やけに古い雑誌ばかり置いている。
- (中へ入ろうとした)
- 店員
- キャッ!そこは開きませんよ!お買い物ならカウンターに回ってください!
「街の人」は男性…。
- 店員
- 食い物なら、ない!だがここで一休みすれば、君の友人も頭が冴えて、次の目的を思い出すことうけあいだ。
- 街の人
- 昨日、悪魔とバッタリ会っちゃったんだけど、こっちの顔じーっとのぞき込んだと思ったら、そのまま行っちゃったんだ。 あれってまるで…人探しでもしてるみたいだったな。
- 街の人
- 君たちって、何か私たちとは違うみたい。うまく言えないけど…。
- マーク
- バーガーもポテトもチキンもシェイクもねーのかよ。つまんねーよ!何も売るモンがないくせに、店員はなんか威張ってやがるし!
- 南条
- あせっても仕方がない。1つ1つ確実に進めていくのが、結局は一番早い道だ。
- 麻希
- こういう所に来るとホッとするね。普通の高校生に戻ったみたいで。
- ブラウン
- そろそろ神社に行ってみようぜぇ。
- エリー
- 神社に行きましょうよ。どんな人が待っているのか、私、とても興味がありますの!
- アヤセ
- 神社行こうようぉ。夜店とか出てるかもしんないし。…アヤセ、リンゴアメ食べたいな。
- 玲司
- 神社、行かねぇのか?あの黒瓜って奴、嘘はついてねぇだろう。
- 店主
- 君たち、うちのバカ息子知ってる?同じクラスに可愛い女の子が転校して来たっていうのに、相性が悪くて口もきこうとしないんだってよ。あ、薬ね、はいはい。
- 街の人
- この前までは、黒い服の女の子が出た時だけ悪魔に注意すればよかったんだ。でも、女の子もいないのに悪魔がうろつくようになっちゃって、不安だよ。
- 街の人
- みんなは悪魔を恐れてるけど、心配する必要ないと思う。きっと私たちは襲われないわ。そんな気がするのよ。
- マーク
- やっほー、ボク、カエルくんだぴょーん!なんてな!
- マーク(;)
- マーク
- お前も難しい顔ばっかしてねーで明るく行こうぜ!ってことよ!
- 南条
- 人を襲わない悪魔か…。しかし俺達は現に襲われているぞ。悪魔が人を選んでいるというのか?まさかな…。
- 麻希
- 街の悪魔が急に増えたの、つい最近のことだよ。でも、増えはしたけど、人が襲われたって話はあんまりないんだ。
- ブラウン
- 最近疲れがなかなか取れなくてさぁ。おれ様もトシには勝てないのね。
- エリー
- 最近お肌が荒れ気味なんですの…。Demonと戦うのって結構Hardなんですもの。
- アヤセ
- う、うっそぉ、ガラガラドリンクってマムシ入ってたのぉ?!アヤセ、飲んじゃったよぉー!
- 玲司
- いや、別に疲れている訳じゃねぇ。さっさと行くぜ。
- (奥のドアを開けようとした)
- 店主
- おっと、そこ開けるとおじさんの飼ってるカエル君達が出てきちゃうぞ!や~い、だまされた!
- ツルンカーメン
- ホホホホホ…。よくぞいらっしゃった。どんな品がお入り用かな?
- カメンツールン
- ほほほほほ…。まろは宝石が何より好きじゃ。貴殿がお持ちの宝石と、まろの秘蔵の品を大出血交換中であるが、試してみるかの?
- 街の人
- 最近悪魔が増えたよね。でも、前に黒い女の子が連れてた悪魔とは感じが違うんだ。
- マーク
- あの2人の関係が気になる今日このごろ…。
- 南条
- 天舞、だまされて怪しげなものを買うんじゃないぞ。
- 麻希
- あのお面可愛い!部屋にかざりたいな。
- ブラウン
- これって犬?まねき犬?なんか違うよーな…。
- エリー
- So Pretty!これは日本の幸運を呼ぶ置物でしたわよね?
- アヤセ
- アヤセこれ欲しい!ねー買ってよ!
- 玲司
- 店主が怪しけりゃ、置物まで怪しいな。
- マヌカン
- いらっしゃいませぇー。カレ、どんなもの探してるの?よければサイズ合わせるよ!
- 街の人
- こんないい街に住めてあたしは幸せだよ。でも、あまり幸せすぎると人間かえって不安になるもんでね。 明日目が覚めたら、これは全部夢だったってことになるんじゃないかと思っちゃうんだよ。
- マーク
- うちのオフクロ、服のセンスが最悪なんだぜ!前なんか胸に「助六」とか入ったTシャツ買ってきてよ。 そんなモンどこで見つけて来るんだっつーの!あ、オレ、別にオフクロが気になるワケじゃねーんだ。誤解すんなよ。
- 南条
- 俺はゼイタクは言わんが、「1番」というマークの入った防具があればいいと…。ある訳ないか。すまん。
- 麻希
- あのおばさんったら変なこと言うの。幸せすぎると不安なんだって。毎日楽しいなんて最高じゃない。そう思うでしょ?
- ブラウン
- ヒーロー!おれ様には、防御力が低くてもカッコいいヤツを選んでくれよ。
- エリー
- 私、あまり防具って好きになれませんの。
- アヤセ
- アヤセ、ミニがいいなぁ。あんまし丈が長いとヤボったくなぁい?
- 玲司
- 何でもいいから早くしてくれねぇか?
スケロク…。ピンとこない方はデビルサマナーシリーズをどうぞ。
- 店員
- いらっしゃいませぇー。こちらではお金とコインの交換を行っておりますぅー(はぁと)
- 店員
- お金をコインに替えますかぁ?
- ・はい
- (選択肢エンド)
- ・いいえ
- (選択肢エンド)
- 店員
- こちらではコインとアイテムの交換を行っております…。
- 店員
- コインをアイテムに換えますか?
- ・はい
- (選択肢エンド)
- ・いいえ
- (選択肢エンド)
- 男
- ここは毎日楽しくてサイコーなんだけど、あと悪魔が出なけりゃなー。最近急に多くなってよ。
- 女子高生
- 前は地下鉄の向こうまで遊びに行けたんだけどぉ。 上にはヘンな壁ができたし、改札には大っきな化け物がいるし、通れなくなっちゃったんだぁ。 地下鉄なんて誰も使わないからいーけどぉ、遊び場所が減っちゃって寂しいんだよねぇ。
- 女子高生
- 早く家を出て1人暮らししたいの。プラズマ壁の近くがいいな。だって、夜景がキレイだもんね。
- マーク
- 渋谷とか代官山とかに住みたいと思わねーの?
- 女子高生
- ダイカンヤマ…?何それ分かんない。まぁ、そんなことどうでもいいの。私、この街が好きだからここにいるの。
- マーク
- 代官山は渋谷に比べりゃ小さな街だけど、最近は雑誌とかでよく特集してるし、この子たちなら知ってるはずなんだけどな。
- 南条
- 天舞、貴様も毎日楽しければいいと思うか?その裏で何かが起こりつつあったとしても、それを知らずに遊びほうけてる方がいいか?
- 麻希
- 渋谷は聞いたことあるけどダイカンヤマって何?それって地名なの?キミの世界にはそんな街もあるんだ。ふうん…。
- ブラウン
- おれ様もやっぱ楽しい方がいいよなぁ。そうだなぁ、例えばカワイイ女の子に囲まれてキャーキャー言われちゃって…。でへへへへ。
- エリー
- 毎日楽しいことばかりしていられる訳ありませんわ。時には我慢しなければならないことだってあるでしょう?
- アヤセ
- アヤセも楽しいことだけしてたいなぁ。早く神取やっつけて、ふつーの女の子に戻りたいよぉ!
- 玲司
- 馬鹿かこいつらは。楽しいことばかりあるわけがないだろうが!
- 医師
- 悪魔が早くいなくなるといいんだが…。そうなるとこっちも商売上がったりか。はっはっは。
- 医師
- さてどうするかね?
- ・回復してほしい
- 医師
- よしそれでは全員で…1500円かかるがそれでいいかね?
- ・・はい
- 医師
- ふむ、それでは治療しよう。
- (回復)
- 医師
- うむ、これでいいだろう。
- ・・いいえ
- 医師
- 治療費をケチって、あとで大変なことにならんといいがね。
- (選択肢エンド)
- ・用はない
- 医師
- 私も暇ではないのでね。用がないならもう行きなさい。
- (選択肢エンド)
- 看護婦
- 危ないんだから、あまりフラフラしてちゃダメよ!
- マーク
- 何のんびりしてんだよ、ケガを治したら出発だぜ!
- 南条
- 心の傷は目に見えない分、治すのも難しいらしいな。いや特に意味はない。今、ふっと心に浮かんだだけだ。
- 麻希
- 用事済んだ?早くここ出ようよ!
- ブラウン
- おれ様が街中の、いや日本中のアイドルになる日はいつ来るんだよー!
- エリー
- Demonを退治して平和な街に戻したいけれど、少し寂しい気もしますわ。
- アヤセ
- アヤセ、早く普通のじょしこーせーに戻りたぁい!
- 玲司
- 早く全てのことを解決させてぇ所だがな。てめぇにも帰りを待ってる奴がいるんだろう?
- 麻希
- ここ花園だったんだけど、森になってから入れないんだ。
- (条件を満たす前に扉を開こうとした)
- 扉は固く閉ざされている。
- マーク
- 社会化見学みてぇだな!オレらの街と、どこか違う所はあんのか?
- 南条
- 貴様、黒瓜を信用していないのか?俺達の街の奴と違って、かなりできる奴らしいぞ。
- 麻希
- あれ、環次君、神社に行かないの?
- ブラウン
- おれ様、あんましこーゆーの興味ねーんだけど。
- エリー
- ここ、もう少しDemonに関するものも展示していればいいのですけど。
- アヤセ
- なぁーに?天舞って意外と勉強家じゃーん!
- 玲司
- 天舞、てめぇ意外と余裕があるらしいな。
- マーク
- ここはオレらの街と変わんねぇな。カビ臭くてよ。
- 南条
- 黒瓜の行っていた人物が気になってな…。天舞、アラヤ神社へ行くのを忘れるなよ。
- 麻希
- この街も悪くないでしょ?わたし、楽園ってこんな所だと思うんだ。平凡だけど毎日楽しいもの。
- ブラウン
- これが「破魔の鏡」かよ…。どれどれ、おれ様の顔映るかな?
- エリー
- これが「破魔の鏡」ですのね。神秘的で素敵ですわ!
- アヤセ
- これが「破魔の鏡」かぁ。アヤセの顔、映るかなぁ。最近お肌が荒れホーダイでさ…。
- 玲司
- これが「破魔の鏡」ってシロモンか。
- (破魔の鏡を調べた)
- 「破魔の鏡」は神々しい雰囲気を漂わせている…。
- 怪物
- んぐ あああぁ…しゅるぅううう… …よ ぐ そと…
- 麻希
- 待って!あの化け物強そうだよ?黒瓜君の言ったとおり、神社に行ってみようよ。何か分かるかも!