アラヤ神社~神社後です。
- マーク
- 誰もいねーな…。オレら、黒瓜の奴に一杯食わされたんじゃねーのか?
- 南条
- しかし、この世界の黒瓜は信用できそうな雰囲気だったが…。
- 何だ?
- (金色の蝶が出現)
- 南条(?)
- 南条
- …おい稲葉、あの蝶は…。
- ブラウン
- 南条、ちょーちょなんかに興味あんのかよぉ?オマエもしかして、部屋にいっぱい蝶の標本とか集めてニヤニヤしてるタイプ?
- エリー
- あら、あの蝶ですわ。Makiのお母様が倒れていた時の。
- アヤセ
- キレーな蝶じゃん?捕まえて飼おーかぁ?
- 玲司
- …まさかヤツのワナか?少しでもおかしな真似をしたら、俺が捕まえて踏み潰してやる。
- 麻希
- やだ…目の前がくらくらするよ…!
- (周囲が光る)
- フィレモン
- 元気かな諸君?そう、君達の予想通り、ここは君達の世界とは似て非なる世界。そして神取が野望の触手を伸ばしている世界。 ここがどういう世界で、どうすれば元の世界に帰れるかは、奴を追っていけば分かるだろう。 あの男は街の東側に根城を設け、ある物を探している。奴がそれを手にすれば、2つの世界に明日はない。
- 神取を止めるのだ。街の東側へは、悪魔が守る地下鉄ターミナルを抜ければ行くことが出来る。 さぁ、門を守護する魔物を倒す為、「破魔の鏡」を探すのだ。
- (周囲が元に戻る)
- ブラウン
- 神取かぁ…。いくらおれ様でも、あの男だけはちょーっと勘弁してほしいんだよねぇ。
- エリー
- 神取…。やはりあの人もこの街に来ているんですのね。
- アヤセ
- 神取までここに来てんのォ?なんか嫌な予感するゥ!
- 玲司
- 神取…奴がこの世界に来ているのか…。探す手間が省けたな。
- マーク
- 地下鉄に悪魔がいるとか言ってたな。で、何だ、ハ…ハマノ?
- 南条
- 「破魔の鏡」だ。そえさえあれば東側に渡れる、と言っていた。 神取め、我々の街を手に入れただけでは満足できなかったらしいが、俺が欲張りすぎは破滅の元だということを教えてやろう。
- 麻希
- そんなこと言ったって知らないよ、「破魔の鏡」なんて…。
- 南条
- ふむ…。どこかで聞いたことのある名のような気はするのだが…。天舞、どう思う?
- マーク
- 「破魔」って、ずいぶん古臭い名前だよな。
- 南条
- 思い出せん…。「破魔の鏡」、この名を確かにどこかで聞いたんだが…。
- 麻希
- この街を2つに分けている壁は、つい最近できたんだ。前は自由に向こうに行けたんだけど。
- ブラウン
- おれ様ちょっと気になってんだけどさ、地下鉄に「魔物」って言ってたよな?…おれ様、別に東側に行けなくてもいいなー。なーんてね…。
- エリー
- 古来から、その鏡には「破魔」、つまり魔を破る力があると信じられてきたんでしょうね。
- アヤセ
- 地下鉄の魔物が気持ち悪いヤツでなければアヤセ助かるんだけどなぁ。
- 玲司
- てめぇ、人に頼る前に自分で考えたらどうだ?
- マーク
- あのうさんくせーオヤジ、信用はできねーけど、一応探してみっか?「破魔の鏡」とやらをよ。
- ブラウン
- 食い物屋なのに食い物がないとはこれいかに?なははは!ちくしょーハラ減ったよぉー。
- エリー
- 以前は寄り道なんてあまりしたことがなかったんですの。わりと楽しいんですのねこういうのも!
- アヤセ
- アヤセの友達は来てないみたい。
- 玲司
- 気に入らねぇな。ここにいると身体があちこちかゆくなってきやがる。
- 魔物
- 我 門ニシテ鍵ナル よぐ そとーす…ガ息子
- 通ル資格…ナキ者ニ 門ハ 決シテ開カヌ… ふ… ふしゅるうぅ…
- 南条
- …しばらくは魚が食えんな。それにひどく臭うぞ。 天舞、すまんが今の俺達ではこいつには勝てんだろう。ここは1つ、あのうさんくさい男の助言を聞くしかあるまい。
- マーク
- またあのうさんくさいオッサンに会っちまったな。
- 南条
- そう、確かここに「破魔の鏡」が展示されていたはずだ。
- 麻希
- ここに「破魔の鏡」があるんだよね。
- ブラウン
- 「破魔の鏡」さえあれば!悪魔と戦えちゃうのかぁー…。
- エリー
- 「破魔の鏡」さえあれば、地下鉄のDemonと戦えるんですのね?
- アヤセ
- いつか絶対あの怪しいオジサンの正体を突き止めてみせるっ!
- 玲司
- しょうがねぇな。さっさと「破魔の鏡」とやらを取ってこようぜ。
- 麻希
- あったぁ!これが「破魔の鏡」だよね!
- (女の子の幻影が出現する)
- 全員(!)
- ブラウン
- おわっ、なんだこれ!
- エリー
- なっ、何ですの…!
- アヤセ
- やっ、何これぇ!
- 玲司
- !!何だ…!?
- ???
- これをとっちゃダメですぅ…。ダメなんですぅ…。ダメですううううぅ…。
- (謎の幻影が消える)
- 南条
- なんだ今のは…!小さな女の子の顔のようだったが、「これ」を取るなと言っていたな。「破魔の鏡」のことか?
- マーク
- 知るかよそんなの!こっちはこれがなきゃ困るんだ。
- 麻希
- 今の顔…まいちゃんに似てたな…。
- マーク
- ほれ天舞。これさえありゃ、地下鉄にいるバケモンと戦えるんだよな?
- -
- 「破魔の鏡」を手に入れた!
- 南条
- どうした?天舞。まだ何か資料館に用があるのか?
- 南条
- 「破魔の鏡」も手に入れたことだし、気は進まんが、地下鉄に行こうか。
- マーク
- 何でいつも蝶が飛んでるんだろうな。
- 南条
- そうか、園村もあの仮面の男に会ったことがあると言っていたな。
- 麻希
- あの仮面のおじさん…一体何なのかな?
- ブラウン
- あんな気味悪いオヤジに会ったって嬉しかねぇよっ!
- エリー
- この世界ってとても興味深いですわ。
- アヤセ
- あの蝶のオジサンの夢、アヤセも見たことあるよ
- 玲司
- あの蝶、本当にヤツとは関係ないんだな?
- ヨグソトスJr
- 「破魔の鏡」…ヲ 持ツ者…ダガ…我ヲ 倒サネバ ココハ 通レンゾ?
- マーク
- そんなこったろうと思ったぜ!天舞、行くぞ!
- ブラウン
- こいつ、センス悪りィよな…生臭いしよぉー!
- エリー
- この怪物、放っておいたら馬小屋よりも大きくなるかもしれませんね。倒すなら今しかありませんわ!
- アヤセ
- こいつホントに倒すのォ?アヤセ、このビジュアル好きになれない…。
- 玲司
- うだうだ言ってる暇はねぇぞ。こいつを倒さなけりゃ奴には会えねぇんだからな!
- バトル:邪鬼ヨグソトスJR(Lv.39)
- 悪魔
- いあ!しゅびにぐらぁといあ!よぐそとーす!!あいあいあいあいあああああ!
- マーク
- うるせー!!
- (敵に充分なダメージを与えた)
- 悪魔
- いぃぃぃぃあぁぁぁぁぁ!
- (敵殲滅)
- ヨグソトスJr
- ぐっ ぐっ ぐっ…我ヲ 倒セシ者ドモヨ…貴様ラナラバ我ガ主人モ オ気ニ召サレヨウ サア行クガヨイ…
- あき
- なーんだぁ、あのバケモノやられちゃったんだぁ。こんなやつらに負けちゃうなんてバッカみた~い!
- (あき出現)
- 全員(!)
- 麻希
- あき…ちゃん!また何かしに来たのね!
- あき
- この先はあきのおウチよ。入ってきたら、もうお外には出してあげないからね!
- 南条
- そう言われても入らせてもらうぞ。俺達は神取を倒さなければならないんだ。
- あき
- …そんなこと絶対にさせないもん!あきのおウチに入ったら、そのまま閉じ込めてやるぅ!
- マーク
- ばーか、同じ手を二度も食うかよ!さぁ、そろそろいい子にしな。そうでないと本当にお仕置きしちまうぜ?
- あき
- あき、バカじゃないもーん。そのショーコにとっても面白いこと考えたんだからぁ! …次のお相手はね、カーワイイ女の子なんだよー。楽しみにしててね!ノモラカ・タノママー!
- (あきが姿を消す)
- マーク
- よしっ、早く外に出て神取の奴を探そうぜ!
- 南条
- ここにいた悪魔は「主人」と言っていたな。あきのことか?
- 麻希
- あきちゃんってホントに生意気な子だよね。今度こそ捕まえて叱ってやるんだから!
- ブラウン
- ふぅーっ、あのバケモンがいなくなって助かったぜ!
- エリー
- あんなDemonは初めて見ましたわ。
- アヤセ
- もーっ、アヤセ二度とあーいうヤツとは戦わないよっ!
- 玲司
- あんなガキの言うこと真に受けてるんじゃねぇんだろうな?
以下はヨグソトスJr撃破後に戻った場合の変化です。
- 南条
- 天舞、学校に戻ってどうする気だ?神取は街の東にいるんだぞ?