カーマ宮殿初回突入です。
カーマ宮殿のクイーン到達順路メモ。
- 麻希
- …この絵!これ、千里が描いた絵だ…!
- マーク(?)
- マーク
- 千里って香西千里?あいつ行方不明になったって聞いたぞ!香西の絵がここにあって、そんでそれがクイーンの絵だって…?
- 麻希
- どうして?千里はハーレム・クイーンに捕らわれている…ってこと?
- 青年
- これはクイーン様が描かれた絵だ。スゲェいいだろ?クイーン様は絵の才能がある上にお美しくてさ!ほくろがたくさんあって、そりゃもう綺麗なんだぜ! 前にクイーン様の知り合いの絵を見せてもらったけど、あれはヘタクソな絵だったね!
- マーク
- この絵、ぱっと見は上手いだろ?でも、それじゃダメなんだ。テクニックじゃなくてよ、クサいけど、心だと思うんだよな、絵ってのはさ! この絵は上辺だけなんだ。描いたやつの心がまるで入ってねぇんだよ!
- 南条
- 俺には絵のことは良く分からんが…。この絵には、園村の絵と違って心に響くものが何もないな。
- 麻希
- きれいな絵だね。でもわたしはあんまり…。
- ブラウン
- 絵なんてつまんねぇよー…。うん、マジでつまんねぇ絵だ。
- エリー
- 私、Makiの絵の方が好きですわ!
- アヤセ
- あの男の子もクイーンのハーレムの一員なワケぇ~?うそっ、ずっるーい!
- 玲司
- こんな下らない部屋を作るなんてのはよほど、子供っぽい奴なんだろう。
- (絵を見た)
- クイーンが描いたという絵がある。…どこかで見たことがあるような作風だ。
- 青年
- これクイーン様が描かれた絵ね!スゲェだろー?クイーン様は絵の才能もあるし。 何つってもキレーだしね!最近ほくろが増えたけど…。あっ、でもでも、それでもキレーなんだかんね!
- マーク
- クイーンに会ったらただじゃおかないぜ!
- 南条
- 山岡はいつでもプライドを持てと、強い者にこびるような真似はするなと言っていたものだ。
- 麻希
- 環次君、わたしとても不安なんだ。
- ブラウン
- な、な、そこに立ってる奴とおれ様、どっちがかっこいいと思う?おれ様の方だよな、な、な?
- エリー
- クイーンって方、よほど面食いなんでしょうね。
- アヤセ
- やっぱクイーンもアフロなのかなぁ…気になるよねー。
- 玲司
- 何か俺に用か?
- (絵を見た)
- クイーンが描いたという絵がある。…どこかで見たことがあるような作風だ。
- 青年
- これがクイーン様の描かれた絵なんだけど、なんかいいよね…。 クイーン様は絵も上手だし美人だしさ。でも、俺もかっこいいでしょ?
- マーク
- オレらにゃ時間がないってのに!
- 南条
- 俺達を閉じ込めてからかっているのか?それとも時間稼ぎか?やつの意図が分からんな。
- 麻希
- 千里…のはずないもんね!
- ブラウン
- クイーン様ぁ~!お会いできるのを楽しみにしておりましたぁ~(はぁと)
- あいさつはこれでいいかな?
- エリー
- 自分の絵によほど自身があるのかしら?
- アヤセ
- クイーンってばさぁ、アイドル養成所でも作るつもりなのかな。
- 玲司
- あれこれ考えていたって分かんねぇもんは分かんねぇだろうが! とにかくクイーンとやらの居場所を探し当てるんだ。
- (絵を見た)
- クイーンが描いたという絵がある。…どこかで見たことがあるような作風だ。
- クイーン
- 久しぶりね麻希。天舞君たちもようこそ、あたしの宮殿へ。
- 麻希(!)
- 麻希
- ち、千里…!!やっぱりあなただったの…!?そんなことって…!
- マーク
- やっぱりそうだったか。
- なぁ天舞、香西の顔、あんなにほくろが多かったか?自分の肌は綺麗だって、いつも自慢してたよな…?
- 麻希
- ねぇ千里!何かわけがあるんでしょ?本物のクイーンに脅されてるの?千里がわたしたちの敵だなんて、そんなのウソだよね?
- クイーン
- あんたって馬鹿ね!あたしが脅されてるなんてとんでもないわ。ここにいるのは自分の意志よ!宮殿もこの部屋も素敵でしょ?黒い服の天使が、願いがなんでもかなう鏡を貸してくれたの。それで作ったのよ
- マーク
- 黒い服の…。
- マーク(!)
- マーク
- あきのことか!香西、そいつは天使なんかじゃねえぞ!大体、お前さらわれたんだろ?
- クイーン
- あたしも最初はそう思った。でも違ったのよ。彼女は鏡を使いこなせる人間を探してたの。それがあたしだったってわけ。
- 麻希
- …千里がクイーンだってことは分かったから、だから、もういいでしょ?一緒に帰ろう!内藤君ケガしちゃったんだよ。千里、ついててあげなきゃ…。
- クイーン(!)
- クイーン
- ケガしたの、陽介が?…麻希、あたしね、もう陽介なんていらないの。別に彼のことなんて好きじゃないんだもの。
- 麻希(?)
- 麻希
- えっ?今、何て言ったの?
- クイーン
- あたし、陽介のこと好きじゃなかったのよ。はじめからね。
- 麻希
- ウソ!だってあんなに自慢してたじゃない。素敵な彼だって…。
- クイーン
- まだ分からないの?あんたって本当に馬鹿ね!あたしが陽介と付き合ったのは、あんたが陽介を好きだって知ってたからよ! 陽介ったら、最初はあんたのことを好きだったのよ。でもそんなの許せなかったわ。だって、あたしの方が美人なんだもの。あたしを好きになるべきでしょ?
- だから陽介を誘惑したの。そしたらあの単純バカ、あたしに参っちゃったのよね。
- 麻希
- ウソ…千里ったらそんな冗談…。
- クイーン
- 冗談なんかじゃない!全部本当のことよ!絵だってあたしの方が上手いのに、あんたばっかりちやほやされてさ!
- 大体あんた、前から気に入らなかったのよ!あたしの方が美人だし絵の才能もあるのよ!なのに、どうしてあんたばっかりいい目に会うの?
- 南条
- だから園村から内藤を奪い取ったのか。そして街の人たちに自分の絵を誉めさせて…。
- ?
- 待て香西。この園村は俺達の知ってる園村とは別の人間なんだぞ?
- クイーン
- うるさいわね!関係ない奴は黙ってなさいよ!ねぇ麻希、あんた本当はあたしのこと笑ってたんでしょ? そんないかにも「あたしは優しいです」って顔してて、本当は陰であたしのこと馬鹿にしてたんでしょ!でももうそんなことさせない!今のあたしは、何だってあんたより上なんだから!
- マーク
- あき…黒い服の女の子のくれた鏡の力でな。そうだろ?
- クイーン(!)
- クイーン
- うるさいったら!…ねえ天舞君、あたしの絵、素敵でしょ?みんなほめてくれるのよ。麻希の下手な絵なんかよりずっといいって!
- 麻希
- 千里、わたしのことがそんなに嫌いだったんだ。わたし知らなかったよ…。
- マーク
- てめえの絵が下手なわけが分かったぜ!てめえは根性が腐ってるんだよ。そんな奴にいい絵なんて描けるかよ!絵を甘く見んな!
- クイーン(!)
- クイーン
- …な…んですって…?
- 南条
- 園村をねたむばかりで努力もせず、あげくの果てには力で他人に言うことを聞かせて、それで理想の自分になったつもりか?裸の王様だな貴様は!みんな本心から言っている訳じゃない。貴様を恐れて機嫌を取っているだけだというのに!
- クイーン
- …裸の 王様ですって あたしが?
- マーク
- そうだっ香西!下らねぇコンプレックスで園村を傷つけやがって、許さねぇぞてめえ!いいか、何度でも言ってやる。てめえの絵はなぁ、ヘタクソなんだよー!
- クイーン(!)
- クイーン
- だったらもう一度見てきなさいよ!あたしの絵が分からないなんて、あんたたちの方が悪いのよ! 鏡さん、鏡さん、千里のお願い聞いてちょうだい。あいつらを外に追い出して!…ノモラカ・タノママー!
- (全員ブラックマーケット内ピースダイナーへ強制転送される)