女神異聞録ペルソナ セベク編 全会話集

カーマ宮殿

カーマ宮殿初回突入です。

カーマ宮殿のクイーン到達順路メモ。

  1. (B1Fの階段でB2Fへ)
  2. (B2FのエレベータでB4Fへ)
  3. (B4Fで1つしかない穴へ落ちる)
  4. (B5Fで1つしかない穴へ落ちる)
  5. (B6Fで東寄りの穴へ落ちる)
  6. (B7Fで1つしかない穴へ落ちる)
  7. (B8Fで南寄りの穴へ落ちる)
  8. (B9Fで東寄りの穴へ落ちる)

カーマ宮殿 絵画展覧室1

麻希
…この絵!これ、千里が描いた絵だ…!
マーク(?)
マーク
千里って香西千里?あいつ行方不明になったって聞いたぞ!香西の絵がここにあって、そんでそれがクイーンの絵だって…?
麻希
どうして?千里はハーレム・クイーンに捕らわれている…ってこと?
青年
これはクイーン様が描かれた絵だ。スゲェいいだろ?クイーン様は絵の才能がある上にお美しくてさ!ほくろがたくさんあって、そりゃもう綺麗なんだぜ! 前にクイーン様の知り合いの絵を見せてもらったけど、あれはヘタクソな絵だったね!
マーク
この絵、ぱっと見は上手いだろ?でも、それじゃダメなんだ。テクニックじゃなくてよ、クサいけど、心だと思うんだよな、絵ってのはさ! この絵は上辺だけなんだ。描いたやつの心がまるで入ってねぇんだよ!
南条
俺には絵のことは良く分からんが…。この絵には、園村の絵と違って心に響くものが何もないな。
麻希
きれいな絵だね。でもわたしはあんまり…。
ブラウン
絵なんてつまんねぇよー…。うん、マジでつまんねぇ絵だ。
エリー
私、Makiの絵の方が好きですわ!
アヤセ
あの男の子もクイーンのハーレムの一員なワケぇ~?うそっ、ずっるーい!
玲司
こんな下らない部屋を作るなんてのはよほど、子供っぽい奴なんだろう。
(絵を見た)
クイーンが描いたという絵がある。…どこかで見たことがあるような作風だ。

カーマ宮殿 絵画展覧室2

青年
これクイーン様が描かれた絵ね!スゲェだろー?クイーン様は絵の才能もあるし。 何つってもキレーだしね!最近ほくろが増えたけど…。あっ、でもでも、それでもキレーなんだかんね!
マーク
クイーンに会ったらただじゃおかないぜ!
南条
山岡はいつでもプライドを持てと、強い者にこびるような真似はするなと言っていたものだ。
麻希
環次君、わたしとても不安なんだ。
ブラウン
な、な、そこに立ってる奴とおれ様、どっちがかっこいいと思う?おれ様の方だよな、な、な?
エリー
クイーンって方、よほど面食いなんでしょうね。
アヤセ
やっぱクイーンもアフロなのかなぁ…気になるよねー。
玲司
何か俺に用か?
(絵を見た)
クイーンが描いたという絵がある。…どこかで見たことがあるような作風だ。

カーマ宮殿 絵画展覧室3

青年
これがクイーン様の描かれた絵なんだけど、なんかいいよね…。 クイーン様は絵も上手だし美人だしさ。でも、俺もかっこいいでしょ?
マーク
オレらにゃ時間がないってのに!
南条
俺達を閉じ込めてからかっているのか?それとも時間稼ぎか?やつの意図が分からんな。
麻希
千里…のはずないもんね!
ブラウン
クイーン様ぁ~!お会いできるのを楽しみにしておりましたぁ~(はぁと)
あいさつはこれでいいかな?
エリー
自分の絵によほど自身があるのかしら?
アヤセ
クイーンってばさぁ、アイドル養成所でも作るつもりなのかな。
玲司
あれこれ考えていたって分かんねぇもんは分かんねぇだろうが! とにかくクイーンとやらの居場所を探し当てるんだ。
(絵を見た)
クイーンが描いたという絵がある。…どこかで見たことがあるような作風だ。

カーマ宮殿 クイーンの居室

クイーン
久しぶりね麻希。天舞君たちもようこそ、あたしの宮殿へ。
麻希(!)
麻希
ち、千里…!!やっぱりあなただったの…!?そんなことって…!
マーク
やっぱりそうだったか。
なぁ天舞、香西の顔、あんなにほくろが多かったか?自分の肌は綺麗だって、いつも自慢してたよな…?
麻希
ねぇ千里!何かわけがあるんでしょ?本物のクイーンに脅されてるの?千里がわたしたちの敵だなんて、そんなのウソだよね?
クイーン
あんたって馬鹿ね!あたしが脅されてるなんてとんでもないわ。ここにいるのは自分の意志よ!宮殿もこの部屋も素敵でしょ?黒い服の天使が、願いがなんでもかなう鏡を貸してくれたの。それで作ったのよ
マーク
黒い服の…。
マーク(!)
マーク
あきのことか!香西、そいつは天使なんかじゃねえぞ!大体、お前さらわれたんだろ?
クイーン
あたしも最初はそう思った。でも違ったのよ。彼女は鏡を使いこなせる人間を探してたの。それがあたしだったってわけ。
麻希
…千里がクイーンだってことは分かったから、だから、もういいでしょ?一緒に帰ろう!内藤君ケガしちゃったんだよ。千里、ついててあげなきゃ…。
クイーン(!)
クイーン
ケガしたの、陽介が?…麻希、あたしね、もう陽介なんていらないの。別に彼のことなんて好きじゃないんだもの。
麻希(?)
麻希
えっ?今、何て言ったの?
クイーン
あたし、陽介のこと好きじゃなかったのよ。はじめからね。
麻希
ウソ!だってあんなに自慢してたじゃない。素敵な彼だって…。
クイーン
まだ分からないの?あんたって本当に馬鹿ね!あたしが陽介と付き合ったのは、あんたが陽介を好きだって知ってたからよ! 陽介ったら、最初はあんたのことを好きだったのよ。でもそんなの許せなかったわ。だって、あたしの方が美人なんだもの。あたしを好きになるべきでしょ?
だから陽介を誘惑したの。そしたらあの単純バカ、あたしに参っちゃったのよね。
麻希
ウソ…千里ったらそんな冗談…。
クイーン
冗談なんかじゃない!全部本当のことよ!絵だってあたしの方が上手いのに、あんたばっかりちやほやされてさ!
大体あんた、前から気に入らなかったのよ!あたしの方が美人だし絵の才能もあるのよ!なのに、どうしてあんたばっかりいい目に会うの?
南条
だから園村から内藤を奪い取ったのか。そして街の人たちに自分の絵を誉めさせて…。
待て香西。この園村は俺達の知ってる園村とは別の人間なんだぞ?
クイーン
うるさいわね!関係ない奴は黙ってなさいよ!ねぇ麻希、あんた本当はあたしのこと笑ってたんでしょ? そんないかにも「あたしは優しいです」って顔してて、本当は陰であたしのこと馬鹿にしてたんでしょ!でももうそんなことさせない!今のあたしは、何だってあんたより上なんだから!
マーク
あき…黒い服の女の子のくれた鏡の力でな。そうだろ?
クイーン(!)
クイーン
うるさいったら!…ねえ天舞君、あたしの絵、素敵でしょ?みんなほめてくれるのよ。麻希の下手な絵なんかよりずっといいって!
麻希
千里、わたしのことがそんなに嫌いだったんだ。わたし知らなかったよ…。
マーク
てめえの絵が下手なわけが分かったぜ!てめえは根性が腐ってるんだよ。そんな奴にいい絵なんて描けるかよ!絵を甘く見んな!
クイーン(!)
クイーン
…な…んですって…?
南条
園村をねたむばかりで努力もせず、あげくの果てには力で他人に言うことを聞かせて、それで理想の自分になったつもりか?裸の王様だな貴様は!みんな本心から言っている訳じゃない。貴様を恐れて機嫌を取っているだけだというのに!
クイーン
…裸の 王様ですって あたしが?
マーク
そうだっ香西!下らねぇコンプレックスで園村を傷つけやがって、許さねぇぞてめえ!いいか、何度でも言ってやる。てめえの絵はなぁ、ヘタクソなんだよー!
クイーン(!)
クイーン
だったらもう一度見てきなさいよ!あたしの絵が分からないなんて、あんたたちの方が悪いのよ! 鏡さん、鏡さん、千里のお願い聞いてちょうだい。あいつらを外に追い出して!…ノモラカ・タノママー!
(全員ブラックマーケット内ピースダイナーへ強制転送される)