一部のレイジルート部分のみ、別ページになります。
- マーク
- おし、天舞、「半分のコンパクト」ってーのを台にはめてみようぜ。
- 南条
- …待て、天舞。
- 麻希
- どうして?南条君。
- 南条
- …いや何でもない。続けろ。
- マーク
- オマエ、変だぞ?ただでさえおかしいのによ。ここんとこずっとその調子じゃねーか。
- 南条
- …気にするな。
- マーク
- ケッ!だとよ、頼むわ天舞。
- マーク
- 早くしろよ。その台にコンパクトはめるだけだろが。
- 南条
- 神取め、汚い手を…。
- 麻希
- 環次君、この上に神取とあきがいる…。やっとここまで来たね。
- ブラウン
- ヒーロー、なんかあるとまずいしな。気をつけ…おれ様が変わろうか?
- エリー
- …何か嫌な予感がしますわ。気をつけて環次。
- アヤセ
- 天舞ー、早くしなよぉ。
- 玲司
- …神取…逃がしゃしねぇ、必ず恨みは晴らす。
- (ドアを調べた)
- ドアはかたく閉じられている。
- (台を調べた)
- 半分のコンパクトをはめますか?
- ・はい
- (台が床に消え、ドアが開く)
- 全員(!)
- マーク
- ど、どういうこった?
- 南条
- 神取め、笑いが止まらんだろうな。
- 麻希
- どういうこと!?
- 南条
- 神取が欲しがっていたのはあのコンパクトだ。まいに手出しが出来ないなら、他の奴に持ってこさせればいい。俺達はだしに使われたんだ。
- マーク
- あんだとぉ?あんのヤロー!!オメェも知ってんなら言えよ!
- 南条
- こうしなければ奴に会えん。
- 麻希
- でも、なんで?コンパクトだけ取ればいいのに、わたしたちを入れる必要があるの?
- 南条
- 奴は俺達に来いと言ってるんだ。よっぽど自信があるんだろうよ。
- マーク
- ナメやがって…。おもしれぇ乗ってやる!行くぜ天舞!
- (選択肢エンド)
- ・いいえ
- (選択肢エンド)
- マーク
- クソッ!まんまとやられちまった。
- 南条
- いずれにしろ、奴の思うままに動くしか道はなかったわけだ…。姑息だが、頭の良いやり方だ。
- 麻希
- どうしよう!まいちゃんのコンパクト取戻さないと!
- ブラウン
- きったねー!こんなんありかよ!なんかおれ様すんげー頭きた!
- エリー
- やっぱり…。でも、環次の身に何かあったわけではないから安心しましたわ。
- アヤセ
- ズッルー!人を利用するなんて超サイテー。そういうヤツって1番ムカつくよねー!!
- 玲司
- …親父に似て汚ねぇ野郎だ…。
- 全員(!)
- 麻希
- 誰か倒れてる!
- マーク
- き、城戸じゃねーか!!
- マーク
- オイ、城戸!しっかりしろ!
- 玲司
- …ぐっ。ち、ちくしょう…。
- 神取
- フッ。若さは時として身を滅ぼす…。 力を過信する若者が犯しやすい過ちだな。
- マーク
- …てんめぇ~。
- 南条
- 神取…久しぶりだな。
- マーク
- ずいぶんナメたマネしてくれるじゃねーか。
- ブラウン
- この卑怯モン!汚い手ばっか使いやがって!
- エリー
- ここまでですわねMr.神取。
- アヤセ
- オッサン!コンパクト返しなさいよ!アヤセが借りるんだからぁ!
- 麻希
- あき!そいつはパパじゃないんだよ?知ってるんでしょ!?
- あき
- イ~ダッ!パパはパパだもん!
- 神取
- 大分、肝をなめたようだな少年。
- 麻希
- コンパクトはどこ?返して!
- あき
- ここだよ!
- 全員(!)
- 神取
- ようやく2つのコンパクトが我が手元で1つとなった…。礼を言おう、少年。
- 南条
- 貴様、それで何をするつもりだ!?
- 神取
- お見せしろ、あき。
- あき
- うん、パパ!ノモラカ・タノママー!
- (辺りが光り、鏡が出現)
- 全員(!)
- 麻希
- なにこれ?鏡!?
- 神取
- これこそ我が野望の…形。見よ、その力を!
- (辺りが光る)
- (現実世界御影町の一角が一瞬にして異界状建造物へ変化する映像が映る)
- マーク
- な、なんだよありゃ…。まさか…オレたちの街じゃあ…。
- 神取
- そうお前達の街だ。あれは私の新たな居城… 「デヴァ・ユガ」とでも名付けるかな?輝ける新時代の到来を告げるに相応しい名だ…。
- ブラウン
- ゴ、ゴク…街が消えちまった…。
- エリー
- Oh my God…。
- アヤセ
- うそ…そこにいた人…みんな死んじゃったワケ?
- 南条
- 神取、貴様…。
- 麻希
- …ひどい。
- 神取
- フフ…ハーハッハ!この「混沌の鏡」こそ我が求めしもの!! 素晴らしい…。ちっぽけなコンパクトと違い効果の絶大さはご覧の通りだ! デヴァ・システムの力など借りず次元を超え望みを実現する力を私は手に入れた!
- 南条
- そうか…読めてきたぞ。コンパクトもデヴァ・システムも布石に過ぎなかったわけか。 そして…。
- 神取
- 私は現世の神となる。神の仕業はただ一つ。 愚かな人類に…裁きの杖を振るうことだ!
- 麻希
- そうかあなた…人間を皆殺しにする気なのね…。
- マーク
- させるかよ!
- 南条
- やらせん!
- 神取
- 無駄なことを…。
- (マーク、南条へ雷が落ちる)
- 主人公、麻希、ブラウン、エリー、アヤセ(!)
- 麻希
- 稲葉君!南条君!
- 神取
- 私はこれから現世に戻る。私が憎いか?憎ければ追って来い…。
- こいつを倒してな!
- (辺りが光り、魔物出現)
- 主人公、麻希、ブラウン、エリー、アヤセ(!)
- 南条
- ぐっ…。
- マーク
- ヤ…ヤロウ…。
- 神取
- 望むものは簡単には手に入らん。しかし…障害を乗り越え、それを手にした喜びは至高のものだ…。神の啓示と受け取れ!
- (神取が姿を消す)
- 主人公、麻希、ブラウン、エリー、アヤセ(!)
- 麻希
- 待って!
- 悪魔
- さてショウタイムだ。オレが躍らせてやろう…死の舞いをなぁ!!
- バトル:魔王サルワ(Lv.55)
- マーク
- グズグズしてらんねー!速攻ケリつけるぜ!!
- サルワ
- そのセリフ、そっくりそのまま返してくれる!
- (充分なダメージを与えた)
- サルワ
- き…貴様ら…本当に人の子か…?
- (敵殲滅)
- マーク
- オイ、城戸!生きてるか!?
- 玲司
- ぐ…野郎はどこだ…?
- マーク
- バカヤロウが…だから一人じゃムリっつったんだ。 もういねーよ。オレたちの世界に行っちまった。
- 玲司
- …なにをしてやがる…早く追わねぇか!
- ブラウン
- 無理だって!あんなの持ってるやつに勝てるわけないだろ?大体どうやって帰るんだよ!?
- エリー
- でもどうやって…帰る方法がありませんわ!
- アヤセ
- どーやって帰るワケ!?アッシーでも呼ぶ?もし帰ったって…あんなのどーしよもないじゃん!もうおしまいだよ…。
- 玲司
- …何か方法があるに違いねぇ。…野郎はそういう奴だ。俺たちをおちょくって楽しんでやがるんだ…。
- 南条
- 城戸の言う通りだ。必ず道はある…。フッ、初めて意見があったな。
- 玲司
- …まぁな。
- 麻希
- …あそこかもしれない。昔から神隠しの噂があったとこ。
- マーク
- 幽霊屋敷か!ガキのころよく入り込んで、オフクロにケツ叩かれたぜ…。
- 南条
- 俺達の世界のセベクと重なる場所だな…可能性はあるぞ。
- ブラウン
- 無理だって!頑張ったってだめなものはだめなんだ! 今までだってずっとそうだった…。
- エリー
- 無理ですわ!何の保証も無いのに! それにあんな…あんな力を持っている相手とどうやって戦うんですの!?
- アヤセ
- 無理よぉ!なんで?なんでアヤセがこんな目に合うワケ!?
- 麻希
- あきらめちゃだめだって!みんなの世界、みんなの未来でしょ?
- いいの?他人の好きにさせて?
- いいの?簡単に捨てちゃって?わたしそんなの耐えられない!
- わたし、この街が好き!
- みんなのことが好き!
- 自分のことが好き!
- 好きなものが壊されるの黙って見てるなんてイヤ!そんなのわたしじゃないもの!
- ブラウン
- …よっしゃ!リーダーふっかぁ-つ!悪いやつが強いほどヒーローは目立つ!行こうぜ!
- エリー
- …そうですわね。こうしていても始まらない。行きましょう、大切な人たちを守るために!
- アヤセ
- …まぁいいけどぉ。アヤセのしょーらいもかかってるしぃ。行こ!ゆーれーやしき。
- マーク
- 好きなものか…。誰も文句はねーみてーだな。天舞、行くぜ幽霊屋敷に!
- マーク
- 城戸、迎えに来てやっから心配すんなよ。
- 南条
- フッ…「青春の辞書に失敗の言葉無し」
- 青臭い先人の言葉だが信じてみるか?
- 麻希
- まさか、あのコンパクトであんなものができちゃうなんて…。
- ブラウン
- しっぽ巻いてばっかいらんないもんな。
- エリー
- 簡単に弱音をはいちゃいけませんわよね。
- アヤセ
- そーだよね。ほっといたらアヤセの未来の彼氏も死んじゃうワケでしょ?
- 玲司
- ………畜生!俺は城戸玲司だ!
- マーク
- 城戸のヤツ、くやしーだろうな。
- 南条
- …いや違うな。しかしこう考えれば…いや待てよ…。
- ん?俺は今忙しいんだ。
- 麻希
- 幽霊屋敷かぁ。小さい頃よく入り込んで…。
- あれ…わたし…誰に怒られたんだっけ?…。
- ブラウン
- 幽霊屋敷って、こっから南に行くんだったよな?
- エリー
- 環次、Haunted houseに急ぎましょう!
- アヤセ
- 早く早く!グズグズしてらんないじゃん!?幽霊屋敷って南の方だっけ?
- 玲司
- 話し込んでる場合か!?早く野郎を追うんだよ!