マナの城後御影町~幽霊屋敷までです。
- マーク
- オイオイオイオイオイ!フラフラしてる場合か?ゆーちょーなヤツだなー!!幽霊屋敷はそっちじゃねーぞ。
- 南条
- まさかこの年になって「幽霊屋敷」を探検しに行くことになるとは思わなかったぞ。俺が子供の頃には許されなかったからな…。
- 科学者
- 実は我々はこの世界の者ではないのだが、自分の世界に戻るためのマシンのある部屋に入れずに困っている…。君、どうか様子を見てきてくれないか?
- 科学者
- あの部屋の中から女の幽霊の泣き声が聞こえてくるのじゃよ!幽霊などいる訳がないと口では言っておるが、怖くて誰も近づけずにおるんじゃ…。
- 科学者
- ちくしょう!神取め。我らの研究をさんざん利用しておきながら、我々を置き去りにするとは!
- マーク
- 幽霊屋敷にホントにお化けが出るとはな!
- 南条
- ここには女の幽霊が出るという話だぞ。
- 麻希
- あの人たち、環次君たちと同じ身の上なんだね。
- ブラウン
- 絶世の美女のユーレーだったらいいかも…。いやいや、やっぱおれ様はパス!
- エリー
- Wonderful!幽霊まで見られるなんて…早く行ってみましょうよ!
- アヤセ
- アヤセ、カメラでも持ってくればよかったぁ!心霊写真撮りまくってあちこちに売るの!
- 玲司
- 幽霊に脅える科学者か…神取も優秀な人材に恵まれたもんだな。
- 科学者
- 神取を追っているのか?しかしもう遅いぞ。奴は今ごろ恐ろしい企みを実行に移しているはずだ。
- 科学者
- Dr.ニコライ…彼だけが神取の本性に気づいていた。今更後悔してもしょうがないが、あの時に身体を張ってでも神取を止めておくべきだったのだ。
- 科学者
- 3階にある次元通路はかなり不安定な状態だった。早くしないと使えなくなってしまうかもしれない!
- マーク
- 今思えば、マシンの発明者のじいさんだけが自分で責任を取ろうとしたんだよな。
- 南条
- 神取め、何を企んでいるんだ…!
- 麻希
- 急がないと!環次君たち帰れなくなっちゃうよ!
- ブラウン
- どーでもいいけど薄っ気味悪い場所だなここは!
- エリー
- このお屋敷…最高に素敵な雰囲気ですわ。
- アヤセ
- 女の人が泣いてる…さっきからずっと聞こえるよ。
- 玲司
- どいつもこいつも、自分たちのしでかしたことを反省してるのか?
- (部屋に入ろうとした)
- マーク
- 聞こえるか天舞?
- 女性の声
- うっうっうっ…。迷子になるから入っちゃダメだってあれほど言ったのに…。マキ…どこにいるのマキ…。
- 南条
- 今「マキ」と聞こえなかったか?あれは…園村の母親の声に似ているような気がするが。
- 麻希
- だからわたしにはお母さんなんていないってばー!
- 女性の声
- マキ…?その声はマキなの?こっちへいらっしゃい…。
- 南条
- 鍵はかかっていないみたいだぞ。どうする天舞?罠かもしれんが入ってみるか?
- (鬼女が待ち構えている)
- 全員(!)
- マーク
- チッ!やっぱり罠だったか!天舞、行くぞ!
- ハリティー
- 麻希…?麻希、やっと見つけたわ、無事だったのね…。
- 全員(!)
- 南条
- やはりこの声は…園村の母親か…!
- ハリティー
- お母さん、ずっと麻希を探していたの…。おいで麻希、お母さんの所へ…。
- (麻希がハリティーに近寄る)
- 主人公、マーク、南条、ブラウン、エリー、アヤセ、レイジ(!)
- ブラウン
- おい、いいのかよぉヒーロー!マキちゃんあいつに殺されちゃうぜ!早く倒さないとよぉ!
- エリー
- Maki!…ダメですわ、あのDemonに操られているみたい…。 声は確かにMakiのお母様みたいですけれど。でも信用できませんわ!環次、戦いましょう!
- アヤセ
- ちょっとぉー、いいの天舞!?園村、あのバケモノに殺されちゃうかもよ!早くやっつけちゃおうよ!
- 玲司
- 園村を放っといていいのか天舞?あの悪魔を倒さねぇと!
- マーク
- でもよぉ、ヤツの声、確かに園村のオフクロさんの声なんだ。そうだろ? 何であんな格好してるのかは分かんねぇけど、もし本物のオフクロさんだったら…?天舞、戦っちゃダメだ!
- 南条
- ……………。
- -
- どうしますか?
- ・ハリティーと戦う
- ハリティー
- 何故私の邪魔をするの…?私の娘を返して!
- バトル:地母神ハリティー(Lv.61)
- ハリティー
- 私の子…かわいい麻希…麻希を返してぇぇぇぇぇぇぇ!
- マーク
- オ、オイ!マジに園村のオフクロさんじゃないのか?
- 南条
- 来るぞ!
- (充分なダメージを与えた)
- (敵殲滅)
- (選択肢エンド)
- ・ハリティーと戦わない
- (画面がフラッシュし、ハリティーが園村の母へ姿を変える)
- (選択肢エンド)
- 麻希の母
- あ…ここは…保健室ではないの…?まあ、幽霊屋敷じゃないの。ちょうどその夢を見ていたのよ。
- マーク
- こっちの世界にゃ園村のオフクロさんはいねーんだから…。…やっぱり本物だ!でもどうしてこんなトコに…オバサン大丈夫スか?
- 麻希の母
- ええ大丈夫よ…。麻希が小さい頃、よく幽霊屋敷で迷子になって探しに来たの。 その時の夢だったわ。広いこのお屋敷の中を1人で探し回っているとね、麻希が呼んでいるのが聞こえて…それから後は覚えていないわ。
- 麻希
- あのね、おばさん、わたし本当にあなたの子供じゃないの。
- 麻希の母(?)
- 麻希の母
- えっ…?
- 南条
- 順を追って説明しましょう。
- (説明)
- 麻希の母
- そうだったの…あなたはこの世界の麻希なのね。でも、どうしてこの世界には私がいないのかしら…。
- (次元通路が消えかかる)
- 麻希(!)
- 麻希
- あ!次元通路が消えちゃう…!
- マーク
- オバサン、オレら神取を追っていかなきゃなんないんスよ。
- 麻希の母
- 分かったわ、ちょっと待ってちょうだい!
- (麻希の母が装置を調整する)
- 麻希の母
- この次元通路はとても不安定な状態なの。ここに残ってマシンを操作する人間が必要ね。
- 麻希
- 誰かが残らなきゃいけないの?ダメだよ、誰も残していけない!
- 麻希の母
- 私がやるわ!次元通路は安定させておくから、心配しないでいってらっしゃい。そうね、全部済んでからでも迎えに来てくれたら嬉しいんだけど。
- 麻希
- おばさん…。
- 麻希の母
- なに?時間がないの、急いでね。
- 麻希
- わたしにはお母さんがいないけど、おばさんみたいな優しいお母さんがいたら良かったのにな…。
- 麻希の母(!)
- 麻希
- 神取を倒したらおばさんの「麻希ちゃん」も必ず見つけてあげるからね!
- 麻希の母
- ……………ええそうね、ありがとう…。
- 南条
- ……………。
- 麻希の母
- みんないってらっしゃい!気をつけてね!
- (辺りが光る、次元通路通過)