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麻希の母救出後です。学園氷結前までの、主にセベク編では掲載していない部分になります。 最低限、必須ルートとした会話を行えば、雪の女王編ルートが確定します。
- 生徒
- 悪魔君がね、街がおかしくなったのは、エルミンに伝わる呪いが原因だっていうの。こんな時までバカ言っててさ、ある意味尊敬するよね。
- 黒瓜
- 「雪の女王」って知ってるよね。そう、童話のね。この聖エルミンの演劇部伝統の演目さ。ヒヒヒ…まあ、あせらずに聞いてよ。
- その芝居、何故か「雪の女王」は、仮面をつけて演じる習わしなんだ。そしてここからが本題だよ。 実はその仮面、呪われてるんだ。それをつけた「雪の女王」役の生徒が次々と変死してるのさ。ね、興味深いだろ?
- でもね、ただ1人だけ、この呪いにかからなかった女生徒がいるらしいのさ。それが誰なのかは分からない。それが分かれば、何かのヒントになるはずなんだけどね。ヒヒヒ…。
- 黒瓜 勉 (くろうり つとむ) 通称悪魔君 オカルトに詳しいが間違えていることも多い
- 生徒
- 「雪の女王」役ですかぁ?うーん、知らないなぁ。何か古い記録が残ってたら、それを見れば分かるかもしれませんけどぉ。部長に聞いても怒られるし…。
- 生徒会長
- 昔の記録?とっくに整理しちゃったよ。大変だったんだぜ本当に。なに?記録を見せろって?だめだめ!大変だったんだから!誰か、昔のことを知ってそうな人にでも聞くんだね!
- 生徒会長 (せいとかいちょう) 聖エルミン学園生徒会の会長 あまり仕事熱心ではないらしい
- 大石校長
- あなた、「雪の女王」のことを調べているんですってね…。私が全部教えてあげましょう。
- この学園の「雪の女王」はね、代々、仮面をつけて演じる習わしだったの。でも、その仮面には妙な噂が後を断たなくてね。 いつからか女王の仮面は呪われていると言われはじめたの。私も、8年前のあの日まで信じてはいなかった…。
- 最後の「雪の女王」役はね、冴子先生ですよ。
- 大石校長 (おおいしこうちょう) 聖エルミン学園の校長先生 子供たちと花を愛する女性
- 反谷教頭(!)
- 反谷教頭
- こっ、校長!!何を言い出すんですか!
- 大石校長
- 8年前のその時…冴子先生は親友を亡くしているの。私がもっと早く気づいていれば…。あの仮面さえ使わせなければ、あんなことにはならなかったのに。
- …仮面はすぐに供養して、今は倉庫にしまってあるけれど、冴子先生の辛い過去に触れてはだめですよ。
- 反谷教頭
- …君、校長はふざけているだけだぞ!こんな話、信じるんじゃない!
- 反谷教頭 (はんやきょうとう) 通称ハンニャ教頭 とても厳しいので生徒の人気はかなり低い
- 大石校長
- 「雪の女王」の仮面…。今回のことに何か関係があるのかしら…?まさかね。でも天舞君、体育館の倉庫には近づかないことですよ。
- 生徒
- ついにその時が来た。舞台に込められた、古き思いの解き放たれる時が…。
- なーんてね、いいでしょこのセリフ!僕が書いた台本なんだ。
- -
- 御札で封印された箱がある。
- -
- 箱を開けますか?
- ・開けない
- (選択肢エンド)
- ・開ける
- 「スノークイーンマスク」を手に入れた!
- (選択肢エンド)
- (再度箱を調べた)
- 何も入っていない…。
「スノークイーンマスク」のアイテム説明を見られるのは、連絡通路に入るまでという、非常に限られた期間だけです。
ちなみに、"演劇部の「雪の女王の仮面」"
となっています。
- 先生
- おっ、天舞か!お前、まだこんな所にいたのか!体育館は閉鎖するから、校舎の方に行ってくれ。まだ校内に悪魔が侵入したという話は聞かないが、いつ入ってきてもおかしくないからな。
- …お前、その仮面はどうした…?あ、いや、そんな訳はないか。とにかく早く出ていってくれ。
- (強制退館させられる)
- (ドア1)
- 鍵がかかっていて入れそうにない。
- (ドア2)
- 鍵がかかっていて入れそうにない。
- ゆきの
- ちょっと稲葉!待ちなよ!
- アヤセ
- それホントに園村か分かんないじゃん!
- (マークと麻希らしき人物が抜け穴から出て行く)
- アヤセ(!)
- ゆきの(!)
- アヤセ
- 天舞!聞いてよぉ、稲葉のヤツ、ちょーヤバイよぉ!稲葉と上杉と英理子が、怪我した南条を連れて帰ってきたんだよ。そしたらその…。
- 校舎から園村が出てきてさぁ。あのコ、入院してんでしょ?ちょーおかしいよ!
- (冴子先生がドアから出てくる)
- 冴子先生
- 稲葉が帰ってきたって!?
- ゆきの
- それが…。
- (説明)
- 冴子先生
- …とにかく、園村も一緒に出てったんだね?連れ戻さないと!
- ゆきの
- 待ちなよ先生!今、先生に何かあったら、残った連中はどうなんのさ。アタシらが行くよ!
- 冴子先生
- 言うね黛!ありがと。
- 冴子先生(?)
- 冴子先生
- あら?天舞、アンタ何を持って…。それは…あの仮面…!!
- そう、まだ残ってたんだ。そんなものが…。これを見るとね…アタシの高校時代を思い出すの…。…「雪の女王」っていう劇を演じた時にね、先生が付けた仮面なんだよ。
- 【雪の女王】
- ある所にとても悪い悪魔がいました…。ある日悪魔は「鏡」を造りました。美しいものはよく映らず、醜いものははっきりと映る「悪魔の鏡」です。 悪魔はこの「鏡」で、神様に悪さをしようと天に昇りましたが、途中で「鏡」は割れてしまいました。「悪魔の鏡」は無数の破片となり、地上にばらまかれました。それが全ての始まりでした。
- ある所に、カイとゲルダという仲の良い少年と少女がいました。 しかしある日、あの「悪魔の鏡」の破片がカイの心臓と目に入りました。 「鏡の破片」のせいでカイの心はすさみ、瞳はものの悪い所ばかりを見るようになり、ついにカイのことを大好きなゲルダまでをもからかうような少年になってしまいました。
- 雪の降りしきるある冬の日、広場でソリ遊びをしていたカイの前に、白い大きなソリが現れました。 カイは、白いソリに乗った美しい女の人に連れて行かれてしまいました。 実はこの女の人こそ、「雪の女王」その人だったのです!
- こうしてカイは、はるか北の世界にある「雪の女王」の「氷の城」に連れて行かれてしまいました。 カイが消えた事を知ったゲルダは悲しみにくれながらも、カイを探す旅に出る決心をします。 ゲルダは多くの困難を人々の暖かい協力を得て乗り越えていきます。 ゲルダのカイに対する一途な愛と、決して諦めない勇気は、ついに彼女を「氷の城」へと導きました。
- ゲルダが旅路の果てに見た物は、半分凍り付き、ゲルダのことさえ忘れてしまったカイの姿でした。 ゲルダの熱い涙が、凍えたカイの心臓の氷を溶かし、カイを暖かく包み込みました。 そしてゲルダの涙で正気に返ったカイが流した熱い涙は、彼の瞳の中の「鏡の破片」を洗い流しました。 2人は手を取り合って「氷の城」を出ました。
- 故郷に帰った2人は、いつまでも仲良く暮らしました。
- アヤセ
- キレイなお面じゃん?
- 冴子先生
- でもこれね、呪いの仮面なんだって。…そう言われても当然だよね。そのせいでアタシの友達は…。
- アヤセ
- や、やだセンセー。脅かさないでよ、こんな時にぃ!なんか気持ち悪いよ、そのお面。捨てちゃいなよぉ!
- 冴子先生
- あっ…ご、ごめんごめん!ただの下らない言い伝えだよ。付けたら必ず死ぬとかいってさ。
- でも、アタシもつけたけど、こうやってピンピンしてるじゃない?だからアタシが連れ戻しに行った方が安全だって!
- (冴子先生が仮面をつける…)
- 冴子先生
- ほら、先生には幸運の女神がついてるのよ……?あっ…。
- 冴子先生(!)
- キャアァー!
- ゆきの
- …先生!どうしたんだよ?!
- アヤセ
- なっ、何なのぉ?!
- (辺りが光る)
- 主人公、ゆきの、アヤセ(!)
- (主人公達が気を失い、学園が冷気に包まれる)