異界化直後の中庭です。
氷の城1階に限り、非常に構成を把握し難いのでマップを作成しました。(付録参照)
- (主人公が気がつく)
- 主人公(?)
- (アヤセが気がつく)
- アヤセ
- イテテテ…。ア、アレ?ここどこ?
- (ゆきのが気がつく)
- ゆきの(?)
- ゆきの
- !中庭…?どうなってんだ!?
- アヤセ(!)
- アヤセ
- ちょっと!あれ!!
- 主人公、ゆきの(!)
- ゆきの
- 冴子先生!
- (仮面を付けた冴子先生に、ゆきのさんが近づくが弾かれ、4本の氷柱が出現)
- ゆきの
- な、なんだ!?
- 冴子先生
- フフフフ…。やっとこの時が来たのね。
- ゆきの
- 先生……?
- 冴子先生
- 先生?あぁ、冴子さんの事ね。かわいそうな冴子さん。フフフフ…。
- ゆきの
- え?「冴子さん」って、自分の事だろ。しっかりしてくれよ!転んで頭でも打ったのかい?
- 冴子先生
- フフフフ…「私は仮面をつけても大丈夫」ですって?フフフフ…アハハハハ。
- 冴子さんって昔からそうだった。自信家で自己中心的で…。自分が話題の中心になるためなら、他人の事なんて考えもしない。
- ゆきの
- おい、どうしたんだ!?やめろよ、そんなつまんない芝居。冗談にしちゃキツすぎるよ。
- 冴子先生
- 冗談?周りをよくご覧なさいな。フフフフ…。これが冗談に思えて? きれいでしょう。すべてが永遠の静寂に抱かれた、清らかな風景。貴方達も永遠の氷をまとって、美しいまま悠久の時を過ごすの。さあ、いらっしゃい。
- アヤセ
- 「いらっしゃい」って…。こんな時にナニ言ってんのよ!いくら先生だからって…。
- 冴子先生
- あら、かわいいお嬢さんだこと。フフフフ…もっとこっちへいらっしゃい。貴方にも永遠の美をあげる。
- ゆきの
- 優香、近づくな!!仮面だ……仮面が先生を乗っ取ったんだ!!
- 化け物めどういうつもりだ!冴子先生に変なマネしたら、アタシが承知しないよ!!
- 仮面
- 「乗っ取った」ですって?ずいぶん人聞きが悪いわね。封印を解いてしまったのはどなただったかしら?勝手に仮面をかぶったのは? それから…人を「化け物」と呼ぶのは失礼ではないからしら、お嬢さん。そうね、仮面にあやかって「雪の女王」とでも呼んでいただきましょうか。フフフフ…。
- ゆきの
- ふざけんなっ!冴子先生をどうするつもりだ!!
- 雪の女王
- いけにえにするのよ、気の強そうなお嬢さん。
- アヤセ
- イ、イケニエ?
- 雪の女王
- そう、いけにえ。希望にあふれた冴子さんをいけにえにすれば、絶望の静寂が、「永遠の夜」が訪れるの。
- アヤセ
- ?それって、みんな凍っちゃうってこと?寒いのはイヤ!
- ゆきの
- させるもんか!冴子先生は返してもらう!!
- 雪の女王
- 威勢のいいお嬢さんね。いいわ、返してあげる。でもね、この仮面を外さないと冴子さんは元に戻らないの。 学校もずっと凍りついたまま。少し歩き回ればわかると思うけど、学校から外には出られなくてよ。逃げられはしないわ。 「永遠の夜」を受け入れるか、冴子さんの仮面を外すか…2つに1つ。
- アヤセ
- どうすりゃ仮面が外れんのよ?
- 雪の女王
- フフフフ…せいぜいあがきなさい。あがいた末の絶望ほど美しいものはないのだから。たくさんの美しい絶望が手に入りそうね。楽しみだわ。
- アヤセ
- ちょっと!人の話聞いてんの!?
- (辺りが光り、冴子先生が凍りつく)
- 主人公、ゆきの、アヤセ(!)
- ゆきの
- あっ!せっ先生!!
- 雪の女王の声
- フフフフ…うかつに触れてごらんなさいな。仮面もろとも、冴子さんまで粉々になってしまうわよ。 いろいろ儀式が必要だから、「永遠の夜」が到来するまで、まだ時間があるわ。それまでゲームをしましょう。
- ゆきの
- ゲームだと!?
- 雪の女王の声
- 氷の城となった学校には3つの塔が建っていて、それぞれの塔に守護者がいるの。 各塔に設けられた時計が12時を指すまでに彼らを倒すことができれば…。 そうすれば、氷漬けになった冴子さんと学校は元に戻して差し上げるわ。
- 私は器である仮面を離れ、「永遠の夜」を呼ぶための準備をしなくてはならないの。 その間、せいぜい楽しんで頂戴。フフフフ…それではご機嫌よう。
- アヤセ
- 「ごきげんよう」ってちょっと!!……置いてかないでよぉ…。やだ…。ど、ど、どうしよう! 元はといえば天舞!!アンタがヘンな仮面なんか見つけてくるからこーなったのよ!! セキニンとってよ!オトコでしょ!!何とか言いなさいよぉ!!
- ゆきの
- 優香!よしなよ!!今さらそんな事言ったって、どうしようもないだろう。 天舞だって、こうなると分かっててわざとやったわけじゃないんだ。
- アヤセ
- …だってぇ~。
- (辺りが光る)
- 全員(?)
- アヤセ(!)
- ちょっと!ナニあれ!?
- (辺りが光り、蝶が出現する)
- ゆきの
- またか…。
- アヤセ
- え?「また」って?
- (辺りが光り、フィレモンの世界へ)
- フィレモン
- まあ待ちたまえ。怒りと焦りの心だけでは、君たちの恩師を助けることは出来んのだ。 彼女を助ける方法はただ一つ…。悪魔の鏡を使い、仮面に憑り付いた呪いの元凶を取り除くことだ。 しかし、悪魔の鏡は雪の女王に砕かれ、12枚の破片となり、3つの塔に散らばっている。
- たちに、この鏡の枠をあげよう。これに鏡の破片をはめたていきたまえ。 先生の姿を映せるだけの破片が集まれば、彼女を救うことが出来るだろう。残された時間は少ない…。健闘を祈っているよ。
- (意識が正常に戻る)
- 「かがみのわく」を手に入れた。
- ゆきの
- よし、とにかく、「鏡の破片」を見つけてワクにはめてきゃいいんだね。
- アヤセ
- あのさー黛、塔は悪魔が守ってるワケでしょ?このメンツじゃちょっと頼りなくない?
- ゆきの
- 嫌ならここで待ってな。どんな危険が待ってるかもわからないんだし、無理に行く事はない。
- アヤセ
- そ、そうじゃなくてさ、ただ…。
- ゆきの
- アタシはね、どんなことがあっても冴子先生を助けたいんだ。 親も見放すようなワルで落ちこぼれのアタシを…先生だけは助けようとしてくれた。いつだってね。 今度はアタシが助ける番なのさ。アタシの得意なやり方で!
- アヤセ
- 黛…まさかとは思うケド、アヤセ1人をこんなトコに置いて行こうなんて思ったりしないよね、ね。 アヤセもついてく!!黛や天舞がいたほうが安心だもん(はぁと)
- ゆきの
- フフ…いいよ、好きにしな、くじけそうになった時、アンタがいてくれると場がなごむからね。
- (一同が装備を確認する)
- ゆきの
- おい優香!!アンタなんで銃なんか持ってるんだ!?
- アヤセ
- 南条から預かってたのよ。稲葉と南条、警察に武器取りに行ったんだって。 そこで南条がケガしちゃって学校に帰って来たんだけど、「手当てしてる間預かってくれ」って言われて、いくつか渡されたの。 ドサクサにまぎれて1つもらっちゃった。エヘヘ(はぁと) いっぺん撃ってみたかったしー。
- ゆきの
- ……。
- アヤセ
- うわっ、風が強くなってきたよ~。さむ~、ミミが痛い~。早く校舎に入ろうよ~!
- ゆきの
- あぁ、確かにここにいたって何も始まらないな。 「鏡の破片」を集めるにしても、3人じゃ悪魔に太刀打ちできるかどうか…。 優香の言う通り、あと数人メンツを揃えた方がいいかもしれない。
- アヤセ
- んじゃ決まり!早く校舎に入ろっ!凍え死んじゃうよ。
- (主人公、アヤセが校舎へ入り、ゆきのが振り返る)
- ゆきの
- 冴子先生、待っててくれ。
- アヤセ
- ウキャッ、イテテッ!ドアにさわんないほうがいいよ。指が冷気でくっついちゃう。
- ゆきの
- ちくしょう、ビクともしないな。
- アヤセ
- とにかく「悪魔の鏡の破片」を集めようよ。あのダンディーを信じてさぁ。
- ゆきの
- あぁ、奴を信じて塔に向かってみるか。冴子先生、待っててくれ。
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