反夢界前です。
- ゆきの
- 夢ン中に何でコンビニが?
- 夏美先生
- ねぇ、今夜何食べたい?
- 先生の彼
- もちろんキミさ。なんちてな!んなははははッ
- 南条(ブラウン未加入時)
- ほぅ、夏美先生の夢か。とすると、あれがこの間分かれた、先生の男か。俺ほどではないが、いい男ではないか。頭悪そうだがな。
- ブラウン
- おりょりょ?あれって夏美先生がこの間別れたカレシ?まッ、おれ様ほどじゃねぇが、ケッコウいい線いってんじゃん。
- アヤセ
- キャー!先生の彼、超カックイーじゃん。アヤセもぉ、あーゆー彼欲しーぃ。
- 夏美先生
- もぉ!冗談ばっかり。さぁ、何食べたいの?ちゃッちゃッと決めちゃって。早く帰って食べよ、お弁当。
- 先生の彼
- えっ?ありゃ?今日は夏美、「手料理」食わしてくれるってぇ言ってなかった??
- 南条
- おいおい、まさか夏美先生は、コンビニ弁当を「手料理」と称して男に食べさせる気なのか?日本語の使い方が間違ってるぞ、先生。
- エリー(ブラウン未加入時)
- Natumi先生…。まさか、ここで買ったお弁当を「手料理」といって、あの方に食べさせるつもりなんでしょうか?日本語の使い方が間違ってますわ…先生。
- 夏美先生
- うん、言ったよ。あたしん家着いたら、ちゃぁんと「あたしが」レンジであっためたげるから。
- どう?この「ドッキリコスキスカツ弁当」なんて…新製品だって!おぉーいしそうじゃない!ね、これふたつにしよっ!ね?ね?
- 先生の彼
- ………あ……ああ。なんでも…いいよ。なんか…胸がいっぱいで、なはは…。
- ゆきの
- なんか…いろんな意味で見てらんないね。さっさっと起こして、先急ごう。
- ゆきの
- しっかし、あれじゃあ男に逃げられてもしょうがないね、先生は。
- アヤセ
- ねぇねぇ、ここにある食べ物ってぇ、アヤセ達が食べてもヘーキなのかなー?
- 南条
- 店員も他の客もいない。深夜のコンビニよりも不気味だな、ここは。
- エリー
- Great!!人間の夢をみる力がここまでRealな空間を生み出すなんて!このコンビニ、どうみても本物ですわ!
- ブラウン
- この店のモノって、現実世界に持って帰れねぇかなァ…もったいね。
- 先生の彼
- 何なんだァ?テメェ!俺達になんか用かコラ!
- 夏美先生
- ちょっと!なんなの?キミ!ヘンなコトすると警察呼ぶわよ!!
- -
- 夏美先生をつねりますか?
- ・はい
- 夏美先生
- う、ウソ、何?
- (夏美先生達の姿が消える)
- (選択肢エンド)
- ・いいえ
- 夏美先生
- あっち行って!
- (選択肢エンド)
- ゆきの
- ん?ここは…校長室?何でこんな場所が??
- 反谷教頭
- 大石「教頭」つまりあんたは、「校長」の私の教育方針が間違っていると?そういいたいわけなんですな、大石「教頭」先生?
- 大石校長
- いいえ反谷「校長」、そういうわけではないのです。 ただわたしは、遅刻を三回した生徒は退学するか、卒業まで反谷「校長」の靴磨きという校則はあんまりではないかと…。
- 南条(ブラウン未加入時)
- どうやらここは教頭と校長の夢の中らしいな。反谷教頭が「校長」に大石校長が「教頭」になっている…か。 大方、あの俗物教頭の夢に校長も巻き込まれた…そんなところだろう。
- ブラウン
- ありゃりゃりゃ?反谷教頭が「校長」?大石校長が「教頭」? どーなってんの?ッてそうか!ここは反谷と大石先生の夢かァ。
- アヤセ
- えー!ハンニャのハゲが校長なんて超ヤダ!
- 反谷教頭
- なんですとぉ!大石「教頭」!アンタ「教頭」の分際で、この反谷「校長」が思い付いた素晴らしい校則にケチをつけるのか!! よし!新しい校則を思い付いた。「校長」の校則にケチをつけた一般教師はクビだ!クビクビ!クビだもんねー!!
- 大石校長
- 「思い付く」!?反谷「校長」!!あなたは校則を思い付きで決めていたんですか?
- 南条
- くだらん、実にくだらん。聞くに耐えないやりとりだ。これが仮にも教育者を名乗る人間の会話か?
- エリー(ブラウン未加入時)
- Hanya教頭の欲望に満ちた「夢」の力がよほど強いんですわね。Oisi校長まで自分の夢に引き込んでしまうなんて…。
- 反谷教頭
- うっ、うるさい!思い付きで校則を決めて何が悪い!? 精神論じゃないけど、私はこの学校で一番偉い!いわば神なんだよ! 私の声は神の声ッ!大宇宙の意志なのだァ!わかったか!
- 大石校長
- 反谷「校長」!!あなたは教育を何だと思ってるんですか?そもそも…。
- ゆきの
- とっとと起こしてやろう。聞くに耐えないよ、ホント。
- ゆきの
- それにしてもやけにリアルな校長室だね。言われなきゃ夢ン中なんてわかんないよ。
- アヤセ
- あーあ、早く学校に戻ろうよ。アヤセ疲れた!!
- 南条
- 他人の夢をのぞき歩く。我々が言えた義理ではないが、こうも赤裸な人間の欲望を見せ付けられるのは気分のよいものではないな。
- エリー
- 夢の世界といっても、そんなにRomanticな世界じゃないですわね。
- ブラウン
- うひょー!ここの応接セットで一休みしてくか?なんちて。ジョークだよ。
- 大石校長
- 後にして。私「校長」を説得しないと。
- -
- 大石校長をつねりますか?
- ・はい
- 反谷教頭
- な、何?
- 大石校長
- あ、あら?
- (大石校長達の姿が消える)
- (選択肢エンド)
- ・いいえ
- 反谷教頭
- さっさと消えろ!!靴磨きをさせるぞ!!
- 大石校長
- さぁ、あっちへいってね。
- (選択肢エンド)
- 反谷教頭
- なんだ!うるさいぞ!後にしろ!!
- -
- 反谷教頭をつねりますか?
- ・はい
- 反谷教頭
- な、何?
- 大石校長
- あ、あら?
- (大石校長達の姿が消える)
- (選択肢エンド)
- ・いいえ
- 反谷教頭
- さっさと消えろ!!靴磨きをさせるぞ!!
- 大石校長
- さぁ、あっちへいってね。
- (選択肢エンド)
- ゆきの
- ここは…フェンシング部の部室…ッていうコトは…。
- ただしくん
- た、たたったたたまきっちゃぁぁあん!好きだっ!だぁい好きだぁぁっ!!
- たまきちゃん
- ただし…愛してる…。
- 南条(ブラウン未加入時)
- この二人の夢か…現実ではケンカばかりしてたが。なるほど、やはり「喧嘩するほど仲が好い」の好例だったわけか。
- ブラウン
- ガーン!おれ様大ショックだぁ!たまきちゃんがただしのヤツを好きだったなんてェ! 誰か夢だと言ってくれェ!!ッてこれが夢か??あれ?これが現実であれが夢で?
- アヤセ
- ウソォ!やっぱぁーコノふたりってコーユー関係だったんだァ。
- ただしくん
- さぁボクの目を見てマイハニー(はぁと)
- たまきちゃん
- うん(はぁと)わかったわマイダーリン…。
- 南条
- 決してこの二人のコトを悪く言うつもりはないが、見るに耐えんな…。いろいろな意味で…な。
- エリー(ブラウン未加入時)
- と、とってもお幸せそうで…声をかけるのが悪いみたいですわね。
- ただしくん
- ほら、ボクの瞳のなかにキミが見えるだろう?そしてキミの瞳の中にボクが見えるよ…あぁ…ボク達はひとつだ!
- たまきちゃん
- あぁ、私の瞳のなかにただしがいるのね(はぁと) あぁ、ただしの瞳の中に私がみえる…私たちひとつになれたのね!
- ゆきの
- …………………ふぅ。…続きは起きてからにしてもらおうよ。さっさと起こそう。
- ゆきの
- やっぱり他人の夢ン中は居心地が悪いね、どうにもさ。
- アヤセ
- あのふたりってさ、フラボノイドの関係だったのね。あっこがれるゥ。
- 南条
- 「いやよいやよも好きのうち」か。ふん、おもしろいな男と女は…。
- エリー
- この部室を見る限り、ここが「反夢界」だなんて想像もつきませんわね。
- ブラウン
- くゥー…頼む!ふられちゃってハートブレイクなおれ様を、しばらく一人にしておいてちょーだい。あぁ…たまきちゃん…。
- ただしくん
- あー!あー!うるさいなぁ!いいトコなのにー!失敬な人だなー!あんたは。
- -
- ただしくんをつねりますか?
- ・はい
- ただしくん
- あ、あれあれ?
- たまきちゃん
- え、な、何で?
- (ただしくん達の姿が消える)
- (選択肢エンド)
- ・いいえ
- ただしくん
- ボク等のことはほっといてくれないかなー。
- たまきちゃん
- どこかにいって。怒るわよ。
- (選択肢エンド)
- たまきちゃん
- うるさいわね。邪魔すると許さないよ!
- -
- たまきちゃんをつねりますか?
- ・はい
- ただしくん
- あ、あれあれ?
- たまきちゃん
- え、な、何で?
- (ただしくん達の姿が消える)
- (選択肢エンド)
- ・いいえ
- ただしくん
- ボク等のことはほっといてくれないかなー。
- たまきちゃん
- どこかにいって。怒るわよ。
- (選択肢エンド)